青というより紫 シャルル・ドゥ・ゴール
薔薇は色で大雑把に赤、白、黄、ピンク、青に分類されます。青薔薇とは言いながら真の青薔薇は未だ作出されていません。世界中のバラ作出者が真の青薔薇を目指しています。
青薔薇の中でも古参のシャルル・ドゥ・ゴールは我が家では2代目です。
咲き始めはピンク寄りの紫といったところでしょうか。柑橘系の香りがあり、整った花容は魅力があります。
咲き進むに従って色が薄くなっていきラベンダー色に。
こんな具合に花が終ります。
1974年 フランス メイアン

樹形は直立から半直立状になり、高さは1.5m以上に達する。四季咲き大輪のモダンローズで、花の直径が15cm以上になるのも珍しくない。 ふつう、一本の茎に一つの花をつけ、剣弁高芯咲きが多い。多くの品種があり、花色も豊富。
薔薇は色で大雑把に赤、白、黄、ピンク、青に分類されます。青薔薇とは言いながら真の青薔薇は未だ作出されていません。世界中のバラ作出者が真の青薔薇を目指しています。
青薔薇の中でも古参のシャルル・ドゥ・ゴールは我が家では2代目です。
咲き始めはピンク寄りの紫といったところでしょうか。柑橘系の香りがあり、整った花容は魅力があります。
咲き進むに従って色が薄くなっていきラベンダー色に。
こんな具合に花が終ります。
1974年 フランス メイアン
薔薇の楽しみ方は人によってさまざまですが、幾つかの要素があると思います。まずは姿の美しさ、色の美しさ、そして香りです。
ダブルデライトはこの三要素を備えています。
強健種らしいですが私の管理が良くないのか庭の条件に合わないのか黒点病が入ります。初代は根元に虫が入ってしまい枯れました。飽きずに植えるのはこの薔薇に魅力があるからです。
そして4月25日三代目の蕾が色づきました。庭の薔薇の中でもトップクラスです。はっきり高芯咲きとわかる細長い蕾です。
蕾から開き始めるこの位の時が一番美しいです。香りが日々濃くなり見飽きることがありません。至福の時です。
咲き進むに従って縁の紅色は薄くなり、芯のクリーム色は白くなってきます。
今も二番花が咲いていますが、花は小さく色もぼやけて一番花の素晴らしさには遠く及びません。
1985年 アメリカ スイム
苗の頃からまっすぐに伸びた太い枝を見て、きっと大きな花をつけると思っていました。その期待を裏切ることなく待っていた蕾は花弁がみっしりとつまりころころした感じです。
花弁の縁は濃いピンク、花底にいくに従って黄色とのグラーデーションが美しいです。
咲ききった花は花径10cmを優に超える大きさです。その大きさと派手な色合いで周囲を圧倒しています。
木立性HTの薔薇ですが、房咲きかしらと思うほど沢山の蕾がついています。2週間以上楽しめそうです。
花山吹という命名は、源氏物語の中の光源氏の衣の色からだそうです。雅ですね。
2016年 日本 京成バラ園
過去に2度登場しているこの薔薇は、一時周囲の成長旺盛な薔薇に負けていじけたように咲いていました。
しかし今年はことのほか元気です。
厚くしっかりした弁質の薔薇で、花持ちがよく香りは僅かながら比較的長期間楽しめます。特に咲きはじめの色が魅力的です。咲き終わりに退色してくるとちょっとがっかりですが。
1984年 日本 鈴木省三
今年の春の終わりに数本の新苗を入れましたが、そのうちの一つ「アンドレ・ル・ノートル」が開花しました。
蕾は柔らかなサーモンピンク、底がいくらか杏色がかっています。
開きかかると濃厚な香りと共にピンクが濃くなりました。
爽やかな秋空の下満開になり、中心の杏色が濃くなってその花径は10cm以上に及ぶ堂々としたハイブリッドティーです。分類は半剣弁ロゼット咲きでいくらかアンティークタッチに見えます。
アンドレ・ル・ノートルとは17世紀のフランスの造園家で、かのヴェルサイユ宮殿の設計者として知られています。
アンドレ・ル・ノートルが設計した庭といえば、2009年に訪れたスエーデンのドロットニングホルム宮殿を思い出します。
2001年 フランス メイアン