江戸時代からの友好国ポルトガルを訪ねる旅

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番外続き

今回も例によってスーパーを数回覗きました。その中で目を惹かれたもの

すいか  これはおなじみのスイカです。キロ単位の価格が表示されていてキロ0.64ユーロ×1ユーロ135円として円で1キロ90円弱。これは特大級の大きさなので8キロくらい?90×8=720円 これって日本の三分の一かしらと主婦の感動。

好物の果物に目がいってしまいます。きれいなデイスプレイです。

スーパーデイスプレイ

最後は機内から見た日没です。写真ではその美しさを半分も表現できません。ポルトガルは直行便がなくフランクフルトで夕方乗り継ぎでした。こういう時間のフライトは余り経験が無かったように思います。東に飛ぶのでこの景色は長い間続き見とれていましたが、機内を強制的に夜にするために窓を閉じざるを得なくなり残念。

2015-06-22 22.29.46

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番外 植物編

ポルトガルの3都市の街路樹の中に日本では見られないものもありました。

葉は細かい切れ込みがありマメ科の植物かもしれません。花はヒヤシンスに似ていてかわいいです。香りは余りないようでした。

黄色い小さな花を守るようにして白に近い葉状のものがあります。ガクかもしれません。この白と葉の薄い緑のコントラストがいかにも涼しげです。真夏のような天候の中の観光だったのでついつい涼しげなものに目がいってしまいます。

 コインブラ大学付属の植物園で面白い木を見ました。根は別々なのに上の方で一緒になっています。

         次の植物たちも同じ植物園で出会いました。日本のものと似たようでいてちょっと違うようでもあります。

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リスボンのメトロって・・・

ポルトガル最後の日はリスボン市内観光とファドを聴くという予定です。

まずホテル最寄の駅メトロのラト駅に向かいチケットを買うべく自販機の前へ。これがまた難しく手におえなかったために駅内インフォメーションを覗きましたが照明はなく無人。聴くにも周囲は数人のツーリストがいるのみ。仕方なく自販機のヘルプを押したのですが、返ってきたのは英語の表示を読むようにというつれない回答のみでした。相棒が奮闘してくれましたが結局は諦めました。それでとりあえずメトロ一駅分歩いてマルケス・デ・ポンバル広場へ。

チケットが買えないならばその辺に沢山停まっているサイトシーイングのバスに乗ってしまおうと思いつきました。ちょっと自棄気味です。

16世紀にマヌエル1世によってヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られたテージョ川の船の出入りを監視する目的の要塞であった「ベレンの塔」です。

ヴァスコ・ダ・ガマの棺が安置されている「ジェロニモス修道院」は当初から私たちの目的地でありましたが、テンションが下がってしまった私達は入り口の人だかりを見て降車しての観光をパスしてしまいました。

ベレン地区のこの二つは世界遺産に登録されています。

商店の建ち並ぶアウグスタ通りからコメルシオ広場を臨みます。

コメルシオ広場は1755年の地震で崩壊した宮殿の跡に整備され周囲の建物には貿易関係の会社や役所が入っているそうです。

市内観光ポイントを一通り巡った後スタート地点に帰って来ましたが、ドライバーがコースがもう一つあると言うので、時間に余裕があった私達は再び乗り込みます。しかし巡ったのは殆ど前回と同じで一体何だったのか未だに不明です。サイトシーイングのバスは余り乗ったことがありません。途中下車は何回でもできますが、よくみれば数社がやっていて再乗車は同じ会社のバスでないと×というのも面倒でした。まぁ当たり前と言えば当たり前ですけど。帰途は親切な女性駅員さんに出会いチケットをゲット。距離にかかわらず1回乗車を1トラベルと数えることを理解、出国までの必要な4トラベルチャージしやれやれです。

早めに観光を切り上げホテルで休憩した後、前日ホテルからリザーブしてもらったファドレストランに出かけました。

ファドとはポルトガルで生まれた民族歌謡。イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソン、アルゼンチンにタンゴ、ブラジルにサンバがあるように、ポルトガルにはファドがある。ファドとは運命宿命という意味だが必ずしも悲しいものばかりでなく陽気な歌もある(ウイキペディアより抜粋)

前菜にカニカマらしきものが使われていてちょっとびっくり。主菜の蛸の足のグリルは柔らかくて美味でした。

ファドは9時から始まり照明を落とされた店内は卓上のろうそくが揺らめく良い雰囲気になりました。 

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ユーラシア大陸最西端 ロカ岬へ

2日間お世話になったポルトのホテルを朝食後にチェックアウト、カンパーニャ駅に向かいます。

ここでこの旅行初の二組のジャパーニーズに出会いました。全日程を通して出会ったのは彼らだけでした。ポルトガルは余りメジャーではないのでしょうか。

ICの予約が遅かったために1等車しか残っておらず、ま、いいかと乗車して席を探しましたが番号を追っても見つかりません。それで車輌を移動しやっと見つけて座った途端若いカップルが現れてチケットを示すではありませんか。ここは2等だったと気づき謝って席を立ち元の車輌へ。何とシート番号は規則性がなく(と私達には思えました)大きい数字の後に突然小さい数字があったりで見落としたのでした。下手な常識は海外では通用しないこともあると再認識。

本日の予定はユーラシア大陸の最西端ロカ岬行きです。

本来ならサンタアポローニャ駅(リスボンという鉄道駅はありません)からメトロでホテルに移動し荷物を置いて出直すところですが、時間節約のためロッカーに荷物を預けて直行することにしました。ところが、ロカ岬行きの鉄道の接続駅ロシオにも

ロカ岬行きのバスの発着駅シントラにも

ロッカーは無かったのでした。スーツケースを引きずってのロカ岬観光になってしまいました。他の観光客は短パンにサンダルのような軽装なのに・・・。

当日ロシオ広場の温度計は36度を指す真夏並みの暑さでしたが、真っ青な空の下海風に吹かれて何処までも広がっている大西洋をみ気分は爽快でした。

疲れた1日でしたが、夕食にトマトとモッツアレラチーズのカプレーゼと共にいただいたビールのおいしかったこと!

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ポルト散策

旧市街歴史地区の中心のサン・ベント駅は外壁と内部が見事なアズレージョで飾られています。

 サン・ベント駅から歩いて10分ほどのグレゴリオス教会も外壁のアズレージョが見事です。

高台のこの教会のテラスからは街が見渡せて次なる訪問先ボルサ宮の丸い屋根の塔も見えました。人しか通れない路地裏のごみごみした通りを降りていくと程なくボルサ宮に到着です。

 ボルサ宮は19世紀に証券取引所として建てられ現在は商工会のオフィスとして使われています。入り口から人数限定の館内ツアーに参加しました。

天井がガラスのホールは結婚式やイベントに使われていて当日も植栽の鉢や椅子の準備中でした。

 階上の「アラブの間」はグラナダのアルハンブラ宮殿を模して作られたそうですが、金や極彩色でアルハンブラより豪華な感じでした。

         ボルサ宮に隣接するサンフランシスコ教会です。こちらも見学しましたが暑さで頭がぼーっとしていて印象に残っていません。

 遅いランチをしていましたら目の前が停留所で、停車しているクラシックなこの電車に乗ってみようということになりました。

 海沿いの線路を風に吹かれて乗車することおよそ30分、終点です。

 バスでサン・ベント駅に戻り、そこからメトロでホテルに戻りました。何度もお世話になった黄色線のメトロです。

 

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