ピラカンサ かわいい赤い実が

ピラカンサの赤い沢山の実が雨上がりの庭で朝日を受けて輝くようです。

 

剪定の時に太くて長い棘で痛い思いをしますが、花も実も楽しめます。

実はヒヨドリの好物らしくご近所のお宅の生垣に大挙して押し寄せたことがあります。食べたあと電線に1列に並んで糞を落とし、その跡が下の道路に白くいつまでも残っていました。そういえば最近はヒヨドリを余り見かけません。ピラカンサは食べ飽きたのでしょうか。

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日本半周の旅その7 九州最南端佐多岬へ

旅に出ると「岬」というのに惹かれるのは、折角の機会だから極めておきたいという思いからなのでしょうか。という訳で九州最南端の佐多岬を訪れました。霧島錦江湾国立公園の一部でもあるので景観も期待していました。

駐車場に隣接する「佐多岬展望公園」の入り口です。ここで入場料を払いますが訪れる人も少なく少々寂れた印象です。

 

入り口のトンネルを抜けてからこんな風にジャングルのような道を下りたり上ったりで展望台まで15分程度かかります。

 

展望台の入り口から北に桜島が望めます。ここも活火山で噴煙が上がっていました。

 

展望台から南方向に本当の先端に立つ灯台が見えます。海はあくまで蒼くさわやかに吹き渡る風、そのはるか向こうには種子島屋久島も望めます。

 

 

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日本半周の旅その6 憧れの阿蘇

われ嘗てこの国を旅せしことあり

と始まる三好達治の詩「草千里浜」(草の字が違うのですが字がでません・・・)。肥の国大阿蘇の麓にひろがり、駒があそぶと言う高原の牧。

その「草千里浜」を見下ろす展望台に。

 

「馬がいない・・・」とつぶやく私に、暇そうなお土産の露店を開いていたおじさんが言いました。「農家の人が年取っちゃって馬をここまであげられなくなっちゃったんだよ。4年前までは来ていたんだけどなぁ」そうなんだ、来るのが4年遅かったか。

がっくりした私におじさんはお土産を勧めました。岩塩に似たきれいな色のこぶし大の水晶です。握ると呆け防止になるというその石を買いました。おじさんは「国産だよ」と言いましたが、わざわざ言うところがあやしい。

噴煙を上げる中岳火口です。火山活動が激しい時は立ち入れないということです。

 

火口近くの防空壕のような避難所が並んでいるのに気づき緊張しました。

 

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日本半周の旅その5 いよいよ九州 ラーメンと大宰府天満宮

関門海峡に40年前に架けられた関門橋を渡ります。

 

源平最後の合戦場となった「壇ノ浦」を確認する暇もなくおよそ1キロメートルの橋を渡りきるといよいよ九州です。

ミーハーの私としては話題の博多ラーメンははずせないと言うわけで、「替え玉」発祥の店といわれる元祖長浜屋に入りました。メニューはラーメンのみの非常にシンプルな店です。

 

平安時代の貴族で天皇に重用されましたが政敵の讒訴で大宰府に流された菅原道真。当時学者として最高の位であった文章博士に登用されたことにちなみ、現在は学問の神としてここ太宰府天満宮に祀られています。

 

 

 

 

「東風吹かば匂い起こせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」と詠んだ道真の歌に因んだらしいお菓子。

 

参道の店先で両親と共にこの「梅が枝餅」を焼いていた青年の笑顔が思い出されます。

 

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日本半周の旅その4 萩から秋芳洞へ

夕日が日本海に沈んでいく光景がみたくて雲の流れを気にしつつ待つこと30分。雲の切れ間からわずかに洩れる光と海面を染める残光をみることしかできませんでしたがそれでも十分美しいです。

 

激動の明治維新の舵をとり近代日本の礎を築いた人たちが学んだ松下村塾を訪れました。こんな粗末な場所から優れた人たちが輩出されたのかと感慨深いものがあります。

 

すぐ近くに伊藤博文の旧宅もありました。

 

「三本の矢」で知られる毛利氏の菩提寺「東光寺」です。小雨の中毛利氏の墓所を守るように並んでいた500を数えるという灯篭が印象に残ります。

 

 

一度観たいものと思っていた秋芳洞に向かう途中秋吉台を見渡せる丘から撮った写真です。秋吉台は「カルスト台地」です。カルスト台地とは石灰岩など水に溶けやすい岩石で構成された大地が雨水や地下水などによって侵食されてできた地形のことで、その地下に鍾乳洞ができるそうです。台地のあちこちに笑窪のような窪地ができている珍しい風景です。

 

秋芳洞は地下100メートルにできた全長約1キロメートルの鍾乳洞です。内部は長い期間に滴る水で溶け出した石灰岩が作るさまざまな形の岩があります。濡れた足元を気にしつつ十分楽しめました。

 

 

 

 

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