英国のバラ育種家David Austinがオールドローズとモダンハイブリッドティー、フロリバンダとの交雑により作り出したバラ。ほとんどの品種が四季咲き性で、オールドローズの魅力的な香りと花形、モダンローズの多彩な色がマッチ。

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今年も至福の時が アブラハム・ダービー

庭に数本あるイングリッシュローズはどれも美しいのですが、中でもこのアブラハム・ダービーは微妙な色合いと強いフルーティーな香りが大変魅力的です。

しっかりした弁質の蕾があがってきました。色はアプリコットとピンクの中間でそこにクリーム色っぽい黄色と微かにオレンジが入っているように見えます。

少し開きかかるとピンクが強くなります。

満開になりました。70枚の花弁が一斉に開き豪華そのものです。

濃厚かつすっきりしたフルーツ系の香りの大変魅力的な薔薇です。蕾から少しづつ開き始める日々飽きずに眺め香りを楽しむ至福のときです。

1985年 イギリス   デヴィッド・オースチン

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蜂さんこんにちは グラハム・トーマス

シュラブ仕立てにした樹高1.5メートルのグラハム・トーマスが沢山蕾をつけました。イングリッシュローズを代表する名花と言われその香りも素晴らしいです。デヴィッド・オ-スチンに助言を与えた薔薇栽培家兼ガーデンライターの名を冠した薔薇です。。

若い蕾の外側は僅かに紅がかっているのが愛らしいです。

香りを楽しもうと花に近づくとお客様が。ちょっと恐いので急いで写真を撮りました。

2001年 イギリス デヴィッド・オースチン

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ジャクリーヌデュプレ 気品漂う

初めて花をみる新参の薔薇です。

ころっとした小さめの蕾が見えてくると気がつかないうちあっという間に開いていました。

半八重で中輪遠目ではそんなに目立つ薔薇ではありませんが、寄ってみると花底の赤にはっとさせられます。加えて黄色い雄しべが長く伸びて独特の雰囲気です。 ジャクリーヌデュプレというのは才能を評価されながら42歳で夭折したイギリスの女性チェロ奏者だと言うことですが、芸術家の持つ繊細さと情熱や早世したはかなさのイメージと花の雰囲気は通じるものがあるように感じます。

1988年 イギリス ハークネス社

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やっと一人前 セントセシリア

数年前に何種類か新しい薔薇を入れた時このセントセシリアも一緒でした。他の薔薇は既に大きな株になっているのですが、この薔薇はやっと幾つかの蕾をつける株に成長しました。

2016-05-16 17.40.392016-05-16 17.39.07

薄いピンクにわずかにアプリコットが入り、咲き進むとアイボリーのような色合いになります。ソフトな花色とは少々そぐわない感じの濃厚な強い香りは非常に魅惑的です。命名は音楽の守護神となっているキリスト教の殉教者の名前から。

強い香りは「ミルラ」とよばれていますが、ミルラを調べてみると「没薬」(モツヤク)のこととあります。この没薬は遠い時代エジプトでミイラをつくるときの防腐剤香薫剤として使われたそうです。

1987年 イギリス デヴィッド・オースチン

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アブラハム・ダービー 再び

イングリッシュローズの代表格のアブラハム・ダービーの株が充実して今年は沢山の蕾を持ちました。

2016-05-08 16.24.50 花弁数が80枚と多いので蕾はころっとしています。少し開きかけた花は花底が黄色に近いクリームにピンクが強い色合いです。咲くと

2016-05-09 12.17.35 ピンクからアプリコットに徐々に変化していきます。2016-05-10 14.10.20 咲ききるとイングリッシュローズに多いクオーターロゼット咲きになります。ロゼット咲きとは、非常に多くの花弁が中心から放射状に出て平たい形に咲く花形のことで、クオーター咲きとは花芯が4つに分かれて咲く花形のことです。

こうして花色の変化を楽しめる上に、フルーティな強い香りに魅せられます。

1985年 イギリス デヴィッド・オースチン

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