春が
寒さに身を縮めていることが多いこの冬、庭に出ることも稀ですが、今日はお天気に誘われました。
庭の隅にはふきのとうが出ていて、既にとうが立ちかけたものもありました。2月も末、自然は季節を忘れません。

寒さに身を縮めていることが多いこの冬、庭に出ることも稀ですが、今日はお天気に誘われました。
庭の隅にはふきのとうが出ていて、既にとうが立ちかけたものもありました。2月も末、自然は季節を忘れません。
寒さの厳しい日々が続くとタイの気候が懐かしく思われます。
最後は数日かけて周ったバンコク市内ののあちこちを思い出してみます。
1、市内観光のガイド本には必ず取り上げられている「ジム・トンプソンの家」です。
アメリカ人のジム・トンプソンは第2次世界大戦後軍人としてタイで勤務し、退役後バンコクに永住。現在のタイシルクの普及に貢献。建築家でもあった彼は古いタイの民家数軒の木材でタイの建築様式に従いつつ自身のアイデアをプラスして家を復元した。
2、スワン・パッカード宮殿
19世紀半ば、タイの近代化に力を尽くしたラーマ5世の孫の御所だった宮殿で、現在は博物館になっています。ちなみに「パッカード」とはタイ語でキャベツのことで、以前この地がキャベツ畑だったことに由来しているそうです。
王様がチャオプラヤー川を移動する時に使った舟です。
3、タイ古典舞踊
寺院の屋根のような形の金ピカの帽子が印象的な衣装で、民話から題材をとったという数人の踊りや、鳥の羽をつけてステージを走り回る踊り、豊作を祈る村娘達の踊りなどを観ました。日本でいえば、民謡のようなものでしょうか。
終演後写真屋さんに踊り手数人と一緒に写真を撮ってもらいご機嫌でした。
4、カリプソ・ニューハーフショー
バンコクはこの方面では有名だそうで、主に観光客相手のキャバレーが数軒あります。カリプソは老舗ということで日本で活躍しているタレントもここに所属していたというような話をきいたことがありました。目の前のステージでとても男性だとは見えない方々が歌い踊るのをぽかんと観ていた私でした。
着物姿のこの方は所謂三枚目ですが、人気があるらしくパンフレットの表紙はこの方のものでした。
5、移動の足となったBTS
バンコクの道路事情は車の混雑で有名だそうで、10年ほど前に高架のBTSが開通して少しは良くなったそうですが
未だこんなふうです。 で、運賃は高くてもBTSを使うようになります。
窓がないのかと驚きましたが、中に入ると写真の黒っぽくなっているところから外が見えます。
BTSのチケットは自動販売機で購入しますが、面白いのは紙幣が使えず、紙幣は改札の横にあるブースでコインに両替します。窓口は職員がすわっていますので、省力化にはなっていないのではと思いました。人件費が安いタイだからこそかもしれません。