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11月19日 クレムリンへ

3泊したサンクトペテルブルグに早朝別れを告げ、モスクワに向かいます。

サンクトペテルブルグからモスクワは649.7キロメートル、列車での移動です。高速列車「サプサン号」で約4時間ですから時速160キロ余り。因みに日本の新幹線は時速300キロを超えます。

お昼少し前モスクワ到着、気温2℃空から白いものがパラパラと落ちています。モスクワはサンクトペテルブルグより北なので寒さも厳しいようです。

昼食後クレムリンに向かいます。

モスクワの街は電線等を地下に埋設する工事が進んでいるとのこと、すっきりとした印象です。

クレムリンの入り口です。

政治の中心クレムリン宮殿。プーチンさんがここで勤務しています。

武器庫前に展示されている「大砲の王様」

金色の屋根がまぶしいウスベンスキー寺院に入場しましたが、内部は思ったより狭かったです。写真撮影は禁止でした。

この後楽しみにしていた「ダイヤモンド庫」の見学をしました。ここはセキュリティが厳しく一度に入場する人数も決まっています。薄暗い照明の中に輝く大粒のダイヤモンドに魅了されました。写真撮影はもちろんのこと大声でしゃべることも禁止でした。

11月18日 本場のバレー

今回の旅行のもう一つのイベント「バレー鑑賞」の夕べがやってきました。

期待に胸膨らませてサンクトペテルブルグのミハイロフスキー劇場にでかけました。

内部はそう広くはありませんが、歴史を感じさせる装飾です。

演目は新人バレリーナが一度は演じたいと思うという「ジゼル」です。村娘ジゼルは恋心を抱く貴族のロイスに婚約者がいたことにショックを受け、狂気の中で死んでしまいます。結婚を目前に亡くなった娘はウイリという妖精になって若者を誘惑して死ぬまで踊り狂わします。ウイリになったばかりのジゼルの前にジゼルに恋していたヒラリオンやロイスが迷い来ます。ヒラリオンはウイリたちに躍らせられた後息絶えます。ロイスは彼をまだ愛しているジゼルによって守られていましたが、ついに踊りだします。力尽きるかと思われましたがその時朝が訪れウイリたちはお墓に帰っていき、ジゼルはロイスに別れを告げるのです。

ウイリたちの群舞は軽やかで美しく見とれてしまいました。舞台装置のライティングも巧みでジゼルの世界に引き込まれます。

上演中は撮影は不可。カーテンコールの時は可でしたが撮り損ね、劇場外観と併せて同行のIさん、Sさんに提供していただきました。

バレー鑑賞の余韻が残る中、深夜のサンクトペテルブルグの街を眺めながらホテルに戻りました。雪が舞っています。

11月18日 エカテリーナ夏の宮殿へ

エカテリーナ宮殿への往路サンクトペテルブルグの市内を少しだけ観光です。

朝1番目の目的地はネヴァ川河畔に係留された全長126、8メートルの「オーロラ号」です。この防護巡洋艦は1900年の進水以来、日露戦争を経てからバルチック艦隊似編入、日本海海戦で連合艦隊と交戦しその後ロシア革命の舞台となったということです。ロシアの歴史に大きく関わった船だと思うと感慨があります。

これは「血の上の教会」です。1881年にアレクサンドル2世がテロリストの手榴弾で殺されそれを追悼する意味を込めて建てられた教会なので、そう呼ばれているそうです。正式名称は「ハリストス復活大聖堂」です。外観は大変カラフルで、お天気が良ければもっときれいなのでしょう。

内部もモザイク画によって壁面が装飾されて大変豪華です。

ドームの一つに一説にイエス・キリストの少年時代の肖像といわれている絵が浮かんでいます。見えにくいですが左寄りにうっすらと。

プーシキン市にある「エカテリーナ夏の宮殿」に向かいました。エカテリーナ2世はかのエルミタージュ美術館の美術品の収集を始めた女帝で美術館は彼女の離宮であったということです。宮殿の外観はロココ建築で整備された庭と共に大変美しいものでした。

中に入るためには靴カバーを履かなくてはなりません。滑らないように注意が必要です。

これがエカテリーナ様です。下膨れの美人?

宮殿内は金の装飾が主体で豪華絢爛。写真の中央は陶器製の暖炉です。

11月17日 エルミタージュその2

エルミタージュ所蔵の絵画について予習をした時、この美術館は複雑な構造であるという情報がありました。確かにガイドさんに連れられて解説を聴いた後の自由時間では大分苦労してしまいました。

レンブラントの作品は多く油彩だけでも24点あるそうです。まずは有名な「ダナエ」です。ギリシャ神話の王の娘ダナエが幽閉された部屋に、黄金の光となって現れる恋人ゼウスを迎え入れる場面が描かれています。その魅力の所為か硫酸を浴びせられナイフで切りつけられ大きな損傷を受けたことがあるそうです。

同じくレンブラントの「放蕩息子の帰宅」最晩年の遺書ともいえる作品とのことです。

次も同じく「天使たちのいる聖家族」宗教的な主題であっても風俗画的な親しみやすさがあるといわれています。

ミケランジェロ「うずくまる少年」元はメディチ家のものであったそうです。部分的に未完成です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの聖母像2点。上は「ベヌアの聖母」下は「リッタの聖母」両方とも前所有者の名をとったものだそうです。ダ・ヴィンチの絵画で残されているのは15点ほどといわれ殆どが聖母子です。

ダウリーチェスカヤのヴィーナス像、紀元前3世紀のギリシャのオリジナルを元に作られたローマ時代の複製だそうです。この像をぜひ見たいという方と一緒に美術館内を走り回りました。この像の後ろに周りこんでお尻をみていたら警備のおばさんに注意されてしまいました。こういうことがあると忘れられない思い出になります。

これも館内を走り回って見つけたクラーナハ「りんごの木のある聖母子」

エルミタージュは本当に迷路のようです。

新館には印象派以降の作品が集められています。

ピカソ「訪問」サンラザールに収容された娼婦の妹を見舞う尼僧を描いたとピカソは語っています。

 

有名なマティス「ダンス」単純化された画面から躍動感が伝わってきます。左隣は同じくマティスの「音楽」です。

同じくマティス「赤い部屋」には沢山の観光客が群がっています。

ゴーギャンの作品も多く集められています。代表作の一つ「果物を持つ女」

親しみやすいルノワールも数点展示されています。「女優ジャンヌ・サマリーの肖像」

同じく「鞭を持つ子供」注文に依って描かれた絵とのこと。少女の表情が興味を惹きます。

モネ「モンジュロンの池」モネのパトロンの1人の館の装飾画として描かれたもので、自然を明暗をはっきりさせて生き生きと表現したこの絵は魅力的です。

どこかで目にした作品や高名な画家の作品がずらりと並び、とても一度では消化しきれない多くの作品群に圧倒されてしまいました。

 

新館の窓から臨んだ宮殿前広場です。アレキサンドル塔の向こうにエルミタージュ冬の宮殿が見えます。

都心も秋深く

関東北部の紅葉の名所に行くことができなかった今年の秋、11月の最後の日に都内の紅葉を訪ねました。

駒込駅のすぐ近く六義園は柳沢吉保の屋敷跡で以前には桜を観に行きました。この日は折りよく丁度紅葉の見頃で園内は人で一杯です。

真っ赤でも美しいですが黄色や紅の中に緑が混じった様子を逆光で見るのはこれまた素晴らしいです。

池泉回遊式庭園の庭園内の植栽には雪囲いが施され冬を迎える準備が終っています。

ランチの時間を挟んで駅の反対側にある旧古河庭園を散策しました。

ここは陸奥宗光の邸宅だったそうです。当時のままではなく、石造りの洒落た洋館に洋風庭園、斜面の下に和風庭園が設えてあります。

秋のバラなのに数多く香りよく咲いていて手入れの良さが想像されます。カリフォルニア・ドリーミングという大輪のバラの美しさに目を惹かました。以前は屋敷内も観た記憶がありますが、この日は庭園のベンチで心ゆくまで紅葉を楽しみました。

駅近くのビルの2階、ネットで評判の静かな珈琲店でおいしいコーヒーをいただき秋の1日が終りました。

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