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今治タオル美術館

全国のタオル生産の55パーセントを占めるという今治。ガイド本で「タオル美術館」があると知り、何も情報を得ないままに出かけました。四国から近江へ向かうので少々ロスがありますが、そう何度も訪れることはないだろうという思いから寄り道です。

ガイド本にあったような大型バスがこの山道を通れるのかしらと不思議に思いながらやっと到着です。

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開館前に着いてしまったのでしばらく待っているうちに大型バスが数台姿を現しました。私たちが走ってきた方向とは反対方向からやってくるのを見て、先程の疑問は解消しました。

入り口正面ではタオルで作られたキリンさんがお出迎え。

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タオル生産の工程が見られます。

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壁面は絵が織り込まれたタオルです。

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この人形たちも全てタオル地でできていて見応えがありました。

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後で調べてみるとこの美術館は今治のタオル製造業者が造ったものということです。今治ではブランドを守るために業者の組合が厳しい品質管理をしているとのことです。

気が済んだので近江に向かいます。

先日間違えてわたってしまった瀬戸大橋を通過します。

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瀬戸大橋は、上部が自動車道路と下部に鉄道の2段構造になっています。
道路と鉄道の2段構造になっている6つの橋と4つの高架橋をあわせた総延長13.1km(道路鉄道併用部分)は、道路鉄道併用橋では世界最大級です。坂出市HP

橋の途中の与島PAで休憩です。勾配のある円を描いた長い道を降りていくと広い駐車場です。

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砥部経由道後温泉へ

本日の移動は距離が短く午前中には道後に入り楽しむ予定です。

途中砥部焼きの里を覗いてみました。

砥部焼(とべやき)は、愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器である。一般には、食器、花器等が多い。愛媛県指定無形文化財。別名喧嘩器とも呼ばれる。

後背の山地から良質の陶石が産出されていたことから、大洲藩の庇護のもと、発展を遂げた。

やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴。 他窯の磁器と比較して頑丈で重量感があり、ひびや欠けが入りにくいため道具としての評価が高い[1]。 砥部焼の多くは手作り成形のため、全国的に見ても決して大産地や有名産地ではないが、独特の風合いが愛好家に評価されている。

ウィキペディアより

以前友人からお土産にかわいい一輪挿しをいただいて以来機会があればと思っていました。砥部焼伝統産業会館です。

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代表的な図柄はこのようですが

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中には作家物で緻密で華麗な色のものもあって目を惹かれます。

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町内に窯元が散在していますが、多くは小規模のようです。

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道後温泉に到着、早めにホテルにチェックインができたので街にくりだします。

まずは何といっても「道後温泉本館」

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今回は2階の「神の湯」です。ここでは浴衣の貸し出しとお茶お菓子が頂けます。お風呂の後浴衣姿で下の道の賑わいを眺めつつ寛ぎました。

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3階には漱石ゆかりの「坊ちゃんの間」があります。

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駅前のからくり時計塔です。以前は見かけませんでしたから新しいもののようです。定時には競り上がってきて窓が開き「坊ちゃん」の登場人物を模した人形が動きます。

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山の上に聳える松山城にはケーブルカーで登ります。案内のお姉さんは矢絣の着物に袴といういでたちです。

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松山城は宇和島城とは大分違って観光客が沢山訪れていました。観光客を迎えるのは松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」です。この城を築城した加藤嘉明に因むそうです。

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四国最南端足摺岬から宇和島へ

旅行をするとついつい端を極めたくなります。

今回は四国巡りということで最南端の足摺岬は外せません。

本日も好天に恵まれ真っ青な海を背景に白い灯台がくっきりと見えます。

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足摺宇和海国立公園の海沿いを宇和島まで北上していきます。

途中「竜串海域公園」に立ち寄りました。柔らかい砂岩の海岸線は風や波に浸食されて蜂の巣のように穴があいていたり、鯨や亀に似た形の岩があったりで楽しめました。

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足摺海底館に入場し、海底に泳ぐ魚を見学。

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宇和島に到着し「天赦園」へ。ここ天赦園は明治維新直前に宇和島藩主宗紀が隠居所として整備したものだそうで、池泉廻遊式庭園で知られています。

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宇和島城への急な坂道を息を切らせて登りました。

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天主から景観です。

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四国カルスト台地から四万十へ

数年前に秋吉台を訪れたときカルスト台地とよばれる景観を目にしました。ウイキペディアに依ると

カルスト地形(独: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。

そのカルスト台地が四国にもあると知って、コース的には少々厳しいものがありますがぜひ訪ねてみたいと思いました。

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規模は大きくはないものの気持ちの良い景色が広がっていました。

気が済んだので四万十に向かいます。ひたすら南下するのですが国道はまだしも山道の県道は狭く曲がりくねって対向車が見えず緊張します。

やっと四万十川一番上流の沈下橋が見えた時はほっとしました。沈下橋というのは増水のときに流れてきた漂流物で橋が壊れないように欄干の無い橋で、四万十川の名物です。眼前の四万十川は穏やかですが増水のときは3~4メートルも水位が上がり橋は見えなくなるそうです。自然の恐ろしさを感じます。

2015-10-14 12.17.55 予定していた屋形船が閉鎖されてしまって他を探すのに思わぬ時間がかかってしまいましたが、やっと船着場に到着です。

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お客さんは私たちのほかには誰もなく、屋形船は貸しきり状態です。話好きの船頭さんに案内されてゆったりとした時間が流れていきます。

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祖谷渓 揺れるかづら橋

本日は高松から香川県、徳島県、高知県と3県を通過、四国の中央を南下していきます。

坂出に寄り道です。目指すは「東山魁夷せとうち美術館」です。ところが途中間違って瀬戸中央自動車道に入ってしまい心ならずも岡山県に行ってしまいました。好天の美しい瀬戸内海が見られたのでまぁ良しとしましょうか。再び瀬戸大橋を渡りたどり着いた美術館は前日の月曜開館の代休で休館です。

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波乱含みのスタートになってしまいました。

弘法大師の生誕の地である善通寺です。

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次は金比羅山にちょっとだけ。以前来た時に階段は登ったので今回は省略して門前町を散策。

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本日のハイライト祖谷渓に向かいます。大歩危小歩危の景観を楽しんだ後かづら橋へ向かいます。

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平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にあるかずら橋。シラクチカズラ(重さ約5トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14m。 昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設であった。3年毎に架替えが行われる。(国指定重要有形民俗文化財) 三好市観光サイトより

沢山の人が渡っていて、カヅラが耐えられるのかしらと不安でしたがカヅラを良く見ると色をつけたワイヤーが巻いてありました。

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横板と横板の間は10センチ程空いていてその隙間から下を見ると轟々と流れる水が見えて足がすくみます。

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見るだけなら風情がありますが、高所恐怖症気味の私には試練でした。

高知に向かう途中道路案内で「紀貫之旧居跡」という標識を見つけて寄り道です。

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貫之はこの地で娘を亡くし悲嘆の中で京に戻るとき「土佐日記」を著したと言われています。人影も無い残光の中しばし遠い昔に思いを馳せました。

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夕方高知に到着。夜のはりまや橋です。すぐ隣に大きな道路が通っていましたのでここは観光用でしょう。

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