フランスの名門育種会社であるデルバール社とギヨー社のバラ。そのバラの香りは、多様で繊細、そして濃厚。花色・香り・花のクォリティーや性質、耐病性などのコンビネーションがよい銘品が多いのが特徴。

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深まる秋 ダム・ドゥ・シュノンソー

     2009.11.12ダム・ドゥ・シュノンソー 001

     2009.11.12ダム・ドゥ・シュノンソー 007     

少しひんやりとする外気に秋の深まりを感じます。澄んだ空気に香りはより強く漂っています。ショートクライマーとして育て始めましたが、勢いのあるシュートが沢山出て、晩秋の今も花をつけています。

同じ薔薇でも季節によって表情が違って見えるのが不思議です。

2002 フランス デルバール

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ソニア・リキエル ちょっとうな垂れて

知る人ぞ知るファッションデザイナーに捧げられた薔薇ソニア・リキエル。

     2009.920ソニア・リキエル 010

苗が小さく枝が細いので重い花を支えきれずに少しうな垂れています。それを少し持ち上げて撮影しました。

外側の花弁がオレンジがかったクリーム色で中心は薄いピンクです。これが咲き進むと見事なクオーターロゼット咲きになるはずですが待ちきれずにアップです。

1995 フランス ギヨー

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マダム・フィガロ 優雅に

     

フランスの女性向け雑誌「マダム・フィガロ」の創刊20周年の記念花に選ばれてのネーミングだということです。その雑誌の購読者層であるリッチな女性をイメージしているのだと思いますが、柔らかで上品な優雅さを感じさせます。

この薔薇の発売元であるフランスのデルバール社はイングリッシュローズと同じように「オールドローズの花形香りにモダンローズの色、返り咲き性」をコンセプトに「薫り立つ愛の思い出シリーズ」を発表しています。この薔薇もその中の一つです。

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この微妙な色合い テレトン

     

12月も終盤のこの寒空にまだ咲いてくれる薔薇。中心はオレンジがかった濃いクリーム色で、外側にいくにつれてピンクがかりやがて薄いピンクに変わっていくというこのグラデーションの美しさは何と表現したら良いのでしょうか。しかも花弁は波打ち香りも魅惑的です。

「微妙」というのは作今「ビミョー」などといって否定的に用いられていますが、本来は「美しさや味わいがなんとも言えず優れているさま」なのですよね。

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艶のある葉も美しいテレトン

フランス デルバール社の薔薇です。花は咲き始めはレモンイエロー、咲き進むに連れてアプリコットイエローに変化していきます。小ぶりの株ですが、次から次へと花をつけていきます。薔薇の花はどんな種類でもそれぞれみな美しいですが、この薔薇は葉にも艶があってうちの庭の優等生です。

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