バンコク街歩きとB級グルメ

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バンコク街歩きその2

寒さの厳しい日々が続くとタイの気候が懐かしく思われます。

最後は数日かけて周ったバンコク市内ののあちこちを思い出してみます。

1、市内観光のガイド本には必ず取り上げられている「ジム・トンプソンの家」です。 

アメリカ人のジム・トンプソンは第2次世界大戦後軍人としてタイで勤務し、退役後バンコクに永住。現在のタイシルクの普及に貢献。建築家でもあった彼は古いタイの民家数軒の木材でタイの建築様式に従いつつ自身のアイデアをプラスして家を復元した。

 

2、スワン・パッカード宮殿

19世紀半ば、タイの近代化に力を尽くしたラーマ5世の孫の御所だった宮殿で、現在は博物館になっています。ちなみに「パッカード」とはタイ語でキャベツのことで、以前この地がキャベツ畑だったことに由来しているそうです。

 

王様がチャオプラヤー川を移動する時に使った舟です。

 

3、タイ古典舞踊

寺院の屋根のような形の金ピカの帽子が印象的な衣装で、民話から題材をとったという数人の踊りや、鳥の羽をつけてステージを走り回る踊り、豊作を祈る村娘達の踊りなどを観ました。日本でいえば、民謡のようなものでしょうか。

終演後写真屋さんに踊り手数人と一緒に写真を撮ってもらいご機嫌でした。

    

4、カリプソ・ニューハーフショー

バンコクはこの方面では有名だそうで、主に観光客相手のキャバレーが数軒あります。カリプソは老舗ということで日本で活躍しているタレントもここに所属していたというような話をきいたことがありました。目の前のステージでとても男性だとは見えない方々が歌い踊るのをぽかんと観ていた私でした。

 

着物姿のこの方は所謂三枚目ですが、人気があるらしくパンフレットの表紙はこの方のものでした。 

5、移動の足となったBTS

バンコクの道路事情は車の混雑で有名だそうで、10年ほど前に高架のBTSが開通して少しは良くなったそうですが

 

未だこんなふうです。 で、運賃は高くてもBTSを使うようになります。

 

窓がないのかと驚きましたが、中に入ると写真の黒っぽくなっているところから外が見えます。

 BTSのチケットは自動販売機で購入しますが、面白いのは紙幣が使えず、紙幣は改札の横にあるブースでコインに両替します。窓口は職員がすわっていますので、省力化にはなっていないのではと思いました。人件費が安いタイだからこそかもしれません。 

 

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バンコク街歩きその1

中華街の表通りはバスや乗用車が行き交っていますが、狭い路地は露店で溢れかえり大変な混雑です。売っているものは種々雑多、丁寧に見たら日が暮れてしまいそうです。

 

ここからカオサンへはトゥクトゥクで移動です。3輪の車の荷台にシートが取り付けられています。道路からの熱気と排気ガスをもろに浴びながら行くので快適とは言いがたいのですが、一度は乗ってみたいと思っていたので満足しました。

 

 

ここカオサンは「バックパッカーの聖地」と言われるそうで、リーズナブルなホテルや現地ツアー会社などが建ち並び賑やかです。

次はタクシーでの移動です。

 

 これはバンコク一高い建物、バイヨークスカイタワーです。下はホテルになっているようですが、84階に展望レストランがあります。眼下にバンコクの街を望めながらのランチは眼のご馳走でした。

 

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バンコクB級グルメ

バンコクの繁華街は言うの及ばず、人通りのあるところには食べ物の屋台があります。

現地の余り裕福でない人は、自宅での調理よりも屋台で食事をすることが多いそうです。

屋台初体験は麺のみの屋台からです。注文にもたついていた私を見て昼食に出てきていた現地のお嬢さんが助けてくれました。量は少なめおやつの感じです。

 

夜の屋台体験です。

  

鶏肉の唐揚げはどこの屋台でも売っています。その他魚を丸ごと焼いたものや貝もありました。何人かでシェアして食べるようです。

 

 

この貝は生臭くていただけませんでした。

 

これは、「ソムタム」です。未熟な青いパパイヤを細く削いでトマトやインゲン、ピーナッツ干しエビ等を混ぜナンプラーや他の香辛料で味付けし、鉢に入れて棒で叩き味をなじませます。生のインゲンをかじりながら食べるいわばサラダのようなものです。生のインゲンを食べるのは初めてでした・・・。店によって味が違い物凄く辛いものもありましたが、概ね私の好みの味で気に入りました。持ち帰る場合はビニール袋入りです。

 

 

朝の市場で見つけたちまき風のものです。もち米に小豆のようなお豆を混ぜて笹のような葉で包み蒸していました。味はほんのりと甘くおいしくいただきました。

屋台の他にもフードコートで気軽に食事が摂れます。たくさんの店の中から好みの食品を売っている店を選んで予め買っておいたチケットと交換して自分で運んでいただきます。これは日本でもおなじみで違和感は全くありません。

 

生の果物のおいしさは前に書きましたが、生ジュースも屋台の定番です。 

 

ココナッツの実から直接ストローで吸っていただきます。 タイではココナッツミルクを料理に使いますが、ジュースとしては今ひとつ。

 

左がグァバ、右はオレンジのジュースです。歩き回ったチャトチャック市場でいただいたのでおいしかったです。

  プラトナームの市場でみつけたざくろのジュース。珍しいので飲んでみました。味はやや酸味がかったさっぱりした甘さです。しかし味よりも、50バーツという価格の方が印象に残ってしまいました。 

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タイでこれだけは食べたかったその3 タイスキ

日本のすき焼きのような水炊きのような鍋料理です。

 

ベースは豚牛魚等が使われているそうでコクのある感じです。

具材は魚貝類や、エビや蟹の練り物の種類が多くありました。そのほか牛肉や豚肉のスライスもありました。写真中央の鴨のローストはそのままいただきましたが、他のものを鍋で煮ながらタレでいただきました。

 

麺はお米の粉でつくったものです。タイ料理は辛いといいますが、タレは自分で調合して食べるのでそういう心配はありません。

デザートはどれも繊細さにはちょっと欠けて激甘ですが、甘党の私は満足。

 

お店のサービス?のダンス。

 

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タイ定番観光その3 アユタヤ遺跡

「アユタヤ復路クルーズ」という現地ツアーにのってアユタヤ遺跡の観光です。

往路「バンパイン離宮」に立ち寄りその建物もさることながら、大好きなマンゴーの木に遭遇し感激。庭に数本植えられて花の蕾がびっしりついていました。実がたわわに実るのを是非見たいものです。

 

 

アユタヤ遺跡のいくつかを見学しました。14世紀から18世紀400年間アユタヤ王朝が栄えましたが、ミャンマーの侵攻で破壊されました。多くの建物が消失し、今はその遺跡群が観光地になっています。

 

ワット・ヤイ・モンコン 16世紀後半に建てられたスリランカ様式の仏塔が特徴だそうです。

  

ワット・プラ・マハタートの木に覆われた仏頭です。

 

ワット・プラシー・サンペット。三人の王の仏塔が残っています。

 

そして遺跡よりもワクワクの象さんに乗ってお散歩初体験です。思ったよりも高い位置でこわごわでしたが、象さんはおとなしく歩いてくれました。

   

復路はアユタヤからバンコクまでのクルーズです。チャオプラヤー川の緩い流れに乗って遅いランチをいただきながら3時間のクルーズを楽しみました。

 

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