数メートルに達するつる性の枝を多数発生させる。 アーチやフェンスにからませて楽しむ。花の大きさは様々で大、中、小輪があり、開花期も一季咲き、四季咲きがある。

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逞しい貴婦人? ピエール・ドゥ・ロンサール

今年もピエール君が多くの蕾を持ちました。剪定を重ねても再生してくるので見た目と少し違った強さも感じます。

 オールドローズを想わせるクラシカルな花形と繊細な色合いが魅力です。中心はピンクですが、外に向かってピンクからグリーンがかった白へのグラデーションがなんとも言えません。このグリーンがかった白は透き通るような色白の貴婦人を想わせます。

ボリュームのある花なのですぐに下を向いてしまいます。

雨で花弁が痛んでしまっています。薄い色の薔薇にとって雨は大敵です。

ピンクの色合いは気温や天候に左右されるそうで時にはこんな薄い色合いが出ることもあります。

1986年 フランス メイアン

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大輪で濃厚な香り つるオクラホマ

ずっと以前に庭にあったHTオクラホマはその香りと黒薔薇に分類される深い紅の色合いが素晴らしくてお気に入りでした。枯れてしまってからいつかまた植えたいものと思っていました。4年ほど前つるオクラホマが手に入り、つるならば花数も多いと期待していました。ところが近くにあるヤマモモとモチノキの虫が災いしてまともな花は見られませんでした。

昨秋虫の害がひどく枝ぶりが直せなくなり思い切ってヤマモモを伐採、それが良かったのか期待の蕾が11個つきました。

蕾の大きさから花の大きさが想像でき、毎朝眺めていました。咲いたときの嬉しさは勿論ありますが、こうやって咲くのを待っている時の楽しさは格別です。

そしてついに咲き始めました。

何という存在感。花径およそ12cm神秘的な深いビロード赤、ダマスク系といわれる魅惑的な香り。文章や写真では伝えきれない魅力です。

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今年も薔薇の季節が

4月22日

薔薇は冬季葉を落とすのが普通ですが、庭の東側のパレードはこの冬葉を落とすことなく越冬しました。その分蕾も早く4月の半ばには花を開きました。春先に暖かかったのもあるのでしょうが珍しいことです。

今季一番目の花を玄関に飾りました。

 

 

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可憐 アミロマンティカ

ころっとした蕾があちこちに顔を見せ始めました。これはおよそ2ヶ月前5月初旬の写真です。

枝が細くて誘引しやすいのでオベリスクにうまく絡みました。

アミというのはフランス語で女友達という意味だそうです。花数が多いのでそう言われれば女の子達が群れておしゃべりしたり笑ったりしているような雰囲気があります。

ころっとした蕾が開くとアンティークタッチの花弁が多い花容です。7~8cmの中輪で華やかさはあまりありませんが、親しみやすく心和みます。花弁がしっかりして花持ちが良いのもうれしいです。

2010年 フランス メイアン

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たった一輪 それでも香り高く 

毎年何本かの薔薇を枯らせてしまいますが、以前に咲いていた薔薇の中で記憶に残っているのは、香りの薔薇です。

オクラホマは記憶の薔薇の1本で、ビロード赤の大輪の薫り高い薔薇でした。3年ほど前にツルのオクラホマをみつけて購入しました。HTよりも花数があるだろうという期待がありました。昨年元気なシュートを伸ばしたのですが、春先に新芽を多分バラゾウムシにやられて助かった花は一輪でした。昨年も一輪しか見られませんでした。場所が良くないのかもしれません。

たった一輪ですが、強い香りと黒薔薇と称される深いビロード赤の大輪は存在感十分です。

1964年 アメリカ Swim&Weeks

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