数メートルに達するつる性の枝を多数発生させる。 アーチやフェンスにからませて楽しむ。花の大きさは様々で大、中、小輪があり、開花期も一季咲き、四季咲きがある。

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育ち盛り マジェンタスカイ

今年3シーズン目を迎えてすこぶる元気なマジェンタスカイ。うどん粉病や黒点病に比較的弱いとの情報がありますが、この場所が気に入ったらしく特別心配な状態はありません。

つる薔薇に分類されますが、ブッシュ状に剪定してあります。

こういう房が7房もできて一房で20輪くらいの蕾がつき長い間楽しめそうです。そして最初の花がいよいよ開花です。

丸弁半八重でウエーブがかかり外側に白が僅かにはいる花弁はなかなかお洒落です。

一輪咲いただけで強い香りが周囲に漂います。咲き始めは鮮やかな赤紫色で先進むに従ってグレーがかった紫色に変化、一房でそのグラデーションを楽しむことができます。

2010年 オランダ インタープランツ

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薔薇の季節到来です。

令和最初の日、雨上がりの朝いつもと同じように庭に出ますとなにやらあかいものが見えます。

咲いていました。

これはアルティッシモというつる薔薇の咲きかけた花です。雨の粒を乗せた瑞々しい、花として最も美しいときの姿に思わず見とれてしまいます。

私の庭の薔薇の中でも古参の薔薇で、植えてから30年近くにはなるでしょう。樹勢はすこぶる強く、強い剪定にも耐え毎年太いとげとげのシュートを伸ばします。花は一重の大輪で香りは殆どありませんが、くりかえしよく花をつけてくれます。

夕方には咲ききって中の黄色いしべが見えています。この赤と黄色のコントラストにインパクトがあります。

1966年  フランス  デルバール社

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ピエール・ド・ロンサール美しく逞しく

春先に蕾の殆どが虫害にあい泣く泣く摘蕾したピエール君が、再度蕾を持って咲き始めました。

咲き始めは外側の花弁がやや緑色を帯び咲き進むとクリーム色に変わっていきます。この繊細な花の色を持つと同時に花弁はやや厚くしっかりとしています。美しさと強さがこの薔薇の身上だと改めて感じます。

ピエール・ド・ロンサールはフランスルネサンス期の詩人で「抒情詩の父」と呼ばれた人だそうです。貴族の出身、10代の後半方耳の聴力を失いました。ガーデニングが好きでその作品の中に「ばら」と題する詩がありその一節に

酒にばら そそがなん、
そそがなん、酒にばら。
つぎつぎに 飲みほさん、
飲むほどに 胸深き
悲しみは 消えゆかん。

美しき 春のばら、
教えるよ、オーベール、
この時を たのしめと、
若き日の、青春の、
花の間を たのしめと。(井上究一郎訳) とあります。

没後400年以上も経て自分の名前を冠した薔薇が世界中で植えられるなんてうれしいことでしょう。

 

1988年 フランス メイアン

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初めまして マジェンタスカイ

今年1番の薔薇が咲きました。以前毎年1番だったつるコンフィダンスは幹に虫が入って枯れた後レオナルド・ダ・ヴィンチが、昨年はソニャドールが一番乗りでしたが、ここでまた交代のようです。待ち望んでいる時に咲く花はその分印象が強いものです。

昨年の春に新苗で求め1年かかってやっと花を見ることができました。花径7~8cmの半八重咲きで香りは強くはありません。名前の通り色はマゼンタピンクですが、咲き進むとワインレッドに最後は青みを帯びるというのでその変化が楽しみです。

追記  こんな色になりました。

2010年 オランダ

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一番乗り レオナルド・ダ・ヴィンチ

 庭の入り口のアーチに絡ませた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が咲きました。高めのアーチで空に向かって咲いた花を数日気づかずにいました。今年は消毒を早めにしたので今のところなかなか良い具合です。

毎年一番に咲いていたのはコンフィダンスでしたが、虫が入って枯れてしまったので今年からは選手交代です。 

1994  フランス メイアン

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