ホワイトピーチオベーション 先駆けの花
花冷えの翌日、春の風に誘われてバラ園に出かけました。大苗の時期が終わり新苗の販売準備がされている園内で、加温で育てられたミニ薔薇に眼を惹かれ求めました。家で少し大きめの鉢に植え替えて、薔薇の季節の到来を一足早く楽しみました。
花径5cm位白に濃いピンクの覆輪で、蕾は白地に赤い絵の具を刷毛で刷いたような濃淡があり瑞々しい感じです。ほのかにフルーツの甘い香りがあります。
2002年 オランダ ディルター社 オベーションシリーズ

花冷えの翌日、春の風に誘われてバラ園に出かけました。大苗の時期が終わり新苗の販売準備がされている園内で、加温で育てられたミニ薔薇に眼を惹かれ求めました。家で少し大きめの鉢に植え替えて、薔薇の季節の到来を一足早く楽しみました。
花径5cm位白に濃いピンクの覆輪で、蕾は白地に赤い絵の具を刷毛で刷いたような濃淡があり瑞々しい感じです。ほのかにフルーツの甘い香りがあります。
2002年 オランダ ディルター社 オベーションシリーズ
冷たい雨の中水の都の散策をきりあげた私達は、前夜ガイド本でみた「パドヴァ」に出かけました。かのガリレオが教鞭をとっていたパドヴァ大学があるという記述に惹かれたのです。ヴェネツィアのサンタルチア駅から内陸へ1時間ほどの乗車です。
この大学はイタリアでボローニャ大学に次いで2番目に古い大学で、医学や自然科学の分野ではヨーロッパ随一の名声を得ていたそうです。コペルニクス、W・ハーバーが学び、ガリレオ・ガリレイやダンテやペトラルカがここで講義を行ったということです。
建物は1500年代のマニエリズム様式といわれるもので最も古い面影を残す中庭は、イオニア式とドーリア式の列柱回廊で囲まれています。
内部の壁面にはここの学生となった公爵の息子達が残した彼らの家紋が飾られています。
ここでは、大学の内部を見学できるガイドツアーが行われていました。それに参加して、1594年に作られた世界で最も古い解剖学の教室を見学しました。死体の冷凍ができなかったので解剖は冬場だけ行われ、19世紀の後半まで使われていたそうです。楕円形の階段状になっていて底の部分で解剖が行われ学生は上からそれを見学できるようになっています。
ガリレオが使った教壇が残されているのは、サラ・デ・クゥアランタ(40年代講堂)と呼ばれる部屋で、肖像画に囲まれた重厚な雰囲気の場所でした。
パドヴァには城壁があるとガイド本にあったので、その上を歩きたいと思ったのですが、いきなりの訪問で情報不足でもあり叶いませんでした。