紅侘助 冬の庭に

このところの暖冬に慣れていた身には厳しい寒さの今年の冬。

霜柱の庭でパンジーやビオラは午前中はぐったりとしていますが、庭の隅の侘助は寒風の中でもソフトピンクの優しい花を咲かせています。

     2010.1.28紅侘助 008

侘助は日本の椿と中国のちゃの木の交雑種と考えられ、茶人の小笠原侘助が好んだことからそう呼ばれるようになったとのことです。

花は筒咲きで花芯がむき出しになるようには咲きません。その姿は楚々とした慎み深さを感じさせます。

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久々の文化の薫り

友人に誘われて寒風の中ニューイヤーコンサートに出かけました。

演奏の前に指揮者の小松さんがマイクを持たれて「本日はチェコのドヴォルザークの作品を演奏しますが、チェコといえば外せないのがスメタナです。それで急遽演目にスメタナのモルダウを追加しました」と話されて会場から拍手が湧きました。

続いて「モルダウは小さな流れから始まり川辺の自然の様子を表現しています。そして川沿いの村人の楽しそうなダンスの曲になりそれから川は川幅を増しながら時には激しいうねりとなってとうとうと流れていくのです」という内容の解説をされた小松さんの話しぶりに飾らない暖かいお人柄が感じられました。

堤さんの演奏されたチェロの重厚な艶のある音色にもしばしうっとりとする珠玉の時間を過ごしました。

      2010.1.16ニューイヤーコンサート 003

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