妖艶なレディ ルージュロワイヤル
臙脂がかった深い赤のクリムゾンレッド、かつその色とマッチした濃厚な香りのルージュロワイヤルです。
咲き始めから中に秘めた情熱を感じさせる深い色です。
満開になると100枚もの花弁を重たげにして、ロワイヤル(高貴な)という命名に違わない存在感です。この色のルージュを唇に塗った四十代前半の妖艶なレディを想像してしまいます。
2005年 フランス メイアン

オールドローズの特徴とモダンローズの長所を併せ持った魅力あふれるアンティーク調の品種。
臙脂がかった深い赤のクリムゾンレッド、かつその色とマッチした濃厚な香りのルージュロワイヤルです。
咲き始めから中に秘めた情熱を感じさせる深い色です。
満開になると100枚もの花弁を重たげにして、ロワイヤル(高貴な)という命名に違わない存在感です。この色のルージュを唇に塗った四十代前半の妖艶なレディを想像してしまいます。
2005年 フランス メイアン
白い薔薇は花弁がすぐに痛むので完璧な花がなかなか見られません。
このクリーミーエデンは緑がかった淡いクリームです。今年は蕾までは状態が良くて期待を抱かせるものでした。
雨が降り、やっぱり赤い斑点のしみが入ってしまいました。
それでもこの愛らしいカップ咲きの花たちは十分楽しませてくれました。
2005年 フランス メイアン
ピエール=オーギュスト・ルノアールは19世紀の後半から20世紀にかけてのフランス印象派の画家です。貧しい仕立て屋の6番目の息子として生まれた彼は13歳で陶磁器の絵付け職人となり4年間働きます。その後模倣画家として経験を積み20歳で国立美術学校に入学します。
薔薇「オウギュスト・ルノアール」は1995年フランスのメイアンによって作出された薔薇です。
ここを書くに当たって「オウギュスト・ルノアール」で検索すると、出てくるのは薔薇の記事がほとんどで驚きました。およそ100年前の高名な画家は後輩の薔薇に凌駕されてしまいました・・。でも、美の探求者であった本家は薔薇の中で生き続けることを結構気に入っているかもしれません。
この薔薇は花弁数40枚~50枚、蕾のときはころっとして咲いたときの花のヴォリュームを想像させます。花径は10センチ程度濃いピンクで強い香りがあります。ゆっくりと蕾を開いていきますので長時間楽しむことができます。黒点病が入ってしまいました・・・。
ルノアールは風景画や静物も書いていますが、最も多いのは人物画で家族や知人を描いています。そういう身近な人を愛情込めた眼差しで描く作品に魅力を感じます。
この薔薇にも彼の描く人物画のふくよかなやさしい雰囲気を感じます。
花弁数100枚に及ぶクオーターロゼット咲きの大輪花です。ネーミングから湧くイメージもさることながら実際に目にするその花は豪華なものです。細めの枝ではその重さを支えきれず、うつむいてしまい、またその風情もなかなかのもの。咲き始めは臙脂がかった深い紅ですが、咲ききると写真のような色に変化していきます。