フェニキア人の港町エッサウィラ 

アフリカ大陸北西岸、北東から南西に細長く延びたモロッコの海岸のちょうど真ん中辺りのエッサウイラ。

地中海東岸シリアの一部に居住していたフェニキア人は航海技術に優れていて、紀元前3000年頃から大西洋からインド洋に至る海域で活躍していたといわれます。ここエッサウィラも彼らが造った街で世界遺産に登録されています。

スカラと呼ばれる要塞です。見張り台で海に向けた大砲が残されていました。

今は漁港としても機能しているらしく沢山の漁船が舫ってあります。

 

大西洋は霧が出ていて大海原を見渡す景観には出会えませんでした。


 

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山羊も大好きアルガンの木

モロッコの特産品に「アルガンオイル」があります。モロッコの一部地域にしか生育していないアルガンの種の仁を絞って採るオイルで、食用はもちろん化粧品に使われ古くは薬用にも用いられたそうです。木には棘があるので人が手で実を採るのは難しいため、昔はその実や葉や樹皮を好んで食べる山羊の排泄物の種を人が拾ってオイルを採っていたそうです。

今は山羊たちは観光用に木に登らせられています。道路際の数本の木にだけ山羊が登っていてその下には写真撮影料金を徴収する人の姿がありました。

100㎏の種から採取されるオイルはわずか一ℓというこの貴重なオイルは全て手作業で生産されているそうです。

種を砕いてその中から仁を取り出します。

次に石臼で仁を砕きそれを揉んでから絞ります。どの作業もベルベル人女性が携わっていましたが相当に力が要る作業のようです。搾りかすからはローストしたアーモンドのような香ばしい香りがしていました。

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カサブランカに憧れていましたが・・・

私の生まれる前にアカデミー賞を受賞した大昔のアメリカ映画「カサブランカ」は第2次世界大戦中のフランス領モロッコのカサブランカで展開されたラブロマンスです。映画のイメージと共にイスラムの「モロッコ」は私にとっては不思議のヴェールに包まれた魅力的な国です。

しかしカサブランカは明るい太陽の下その名前の通り白く輝く近代的な貿易都市でした。観光のポイントになっている「ハッサン2世モスク」は20年ほど前に作られたものです。内部に2万人、前の広場に8万人収容できるモロッコ最大のモスクです。

写真左奥には大西洋の海原が広がっています。広場から大西洋を見おろした時はちょっと感動でした。

街の中心モハメッド5世広場です。南国のムード溢れる近代的な空間になっていました。

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何とかコーヒー色 カフェ・ラテ

遅咲きの花を楽しみに待っていたカフェ・ラテが咲きました。このところの強い雨に打たれ俯き気味です。

これぞカフェ・ラテというような色を見たいと思っているのですが、その辺はずっと微妙です。あちこちのサイトで見ても、私のイメージしているような色ではなくやはりピンクに近いような感じです。

蕾の時が何とか「カフェ・ラテ」でしょうか。 

2005 オランダ デルイター社

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強健 ガザニア

昨年夏庭の花がとぎれてきた頃植えたガザニアは冬にも緑を保ちました。アフリカの原産だというのに寒さには弱くないようです。

今初夏を迎えて勢い良く花茎を伸ばし色のはっきりした花をつけています。強さを誇っているかのようなこの花がお日様が沈むと花をとじてしまうというのが、しおらしくて何だか可愛いです。

 

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