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ヴェネツィア散策その3 

冷たい雨の中観光を敢行です。

ヴァポレットに乗ってリド島に出かけました。リド島は高級リゾート地であるそうで、かのヴェネツィア映画祭が行われる場所でもあります。

しかし・・・カメラのレンズにも雨粒がかかるほどの吹き降りになり本島もかすんで見えます。震えるほどの寒さもあってすぐにヴァポレット乗り場にUターンしました。

     2010.2、リド島

カナル・グランデ沿いに建つ「サンタ・マリア・ディラ・サルーテ教会」です。

     2010.2、ヴェネツィア サンタ・マリア・ディラ・サルーテ教会

16世紀にカナル・グランテに最初にかけられた「リアルト橋」です。

     2010.2、リアルト橋

リアルト橋は、通行のためだけの橋ではなく、幅もかなりあって商店が並んでいました。ここからの眺めが一番べネツィアらしい風景と言われるそうです。

     2010.2、リアルト橋から

 

ぶらぶら歩いていると大きな市場に行き着きました。中途半端な時間だったからか、買い物客の姿は余り見られませんでした。野菜は見慣れないものが多くて面白かったです。大迫力のマグロや鰻を開いたようなものなどがありました。

     2010.2、べネツィア市場

     2010.2、べネツィア市場

     2010.2、べネツィア市場

     2010.2、べネツィア市場

 

道路のすぐ脇まで水がきていて干潮満潮で水位が変わるようです。この風景もまた水の都らしい風景です。

     2010.2、べネツィア

     

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ヴェネツィア散策その2 カーニバル

一説によれば、世界3大カーニバルの一つに数えられる「ヴェネツィアのカーニバル」 その起源は貴族による即興劇と言われ、身分制度が歴然としていた中世では貴族も平民も身分の差を仮面に隠し平等な立場で自由を満喫できる意味深い行事であったそうです。

会場はサン・マルコ寺院のある「サン・マルコ広場」です。パレードは夜ですが、ヴァポレットの船着き場から広場にかけて中世の衣装をまとった人達が三々五々行き来していて、カメラを構えた私達のような観光客の前でポーズをとってくれます。

          2010.2、ヴェネツィア・サン・マルコ寺院

     2010.2、サン・マルコ広場

仮装の人が時にはカメラマンとなり二役を演じている場面を目にしました。古い時代と先進のデジカメが同居している面白さがありました。

     2010.2、カーニバル

それぞれ意匠を凝らした衣装で練り歩く仮装姿の人々です。しばし寒さを忘れ理屈ぬきで楽しめました。着物姿の方は日本人の若い女性で、ジャパニーズもなかなかやるなぁと思ったことです。振り袖も豪華ですが、十二単というアイデアはどうでしょうか。

2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル2010.2、カーニバル

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一番桜

          一番桜 

ウオーキングコースになっている桜並木の老木の根元に花が。

朝の風はまだ冷たいですが、春がやってきているのですね。

    

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ヴェネツィア散策その1 

旅行第6日め朝フィレンツェを後にしてヴェネツィアに入りました。ヴェネツィアのカーニヴァル中である為本島にホテルを取ることができず、ホテルは一駅前のメストレです。またもやお天気は悪く傘は手放せません。

電車の窓からヴェネツィア本島がみえてきました。

     2010.2、メストレからヴェネツイアへ

駅前の案内所で水上バス(ヴァポレット)の24時間パスを購入しました。ヴェネツィア本島は車が入れず主な交通手段はこのヴァポレットです。ヴァポレットは船室内に50席ほどのベンチが並ぶ小さな船です。シーズンなら広くはない甲板に立って水路に沿って建つ歴史ある建物を見られてよかったと思うのですが、何しろ寒くて・・・。

     2010.2ヴァポレットカード-1

まず予定通りガラス工芸博物館のある「ムラーノ島」に向かいます。島に降り立つと、お天気の所為もあったでしょうが期待に反して閑散として寂れた感じがします。

     2010.2、ムラーノ島

     2010.2、ムラーノ島

ガラス工芸博物館は古いガラス工芸品から現代のものまでを一応網羅した展示物でしたが点数は少なくこれもまたちょっとがっかりでした。島内はお土産屋さんがたち並びウインドウショッピングを楽しみました。かわいいガラス細工のディスプレィです。

     2010.2、ムラーノ島

 

ヴァポレットで本島に戻り島内の散策です。細い水路が縦横にはしりそれをまたぐ橋で繋がれた小路には宝石店やお土産やさんやホテル、レストランが密集しています。小さなお店のそれぞれ意匠を凝らしたウインドウには、ここでしかないような仮面や中世の衣装が飾ってあって面白いものでした。

          2010.2、べネつィア

     2010.2、ヴェネツィア本島        

     2010.2、ヴェネツィア

名物のゴンドラはこの寒風の中乗る人も稀でなようでやっと1艘みつけました。ほとんどが係留されたまま波に揺れていました。後方に写っているのがヴァポレットです。

     2010.2、ゴンドラ

     

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中世の面影を残す街 シエナ

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅裏のバスセンターからバスに乗ってシエナに出かけました。

こじんまりした街の中心は「カンポ広場」です。

     2010.2、シエナ

この広場は「世界一美しい広場」と言われるそうです。ヨーロッパの街にはどこにも広場がありますが、それはせまかったりあるいはカフェが密集したごみごみした感じであったりします。しかし、ここはレンガが敷き詰められ中央に向かって緩やかに傾斜した広々とした空間になっています。観光客の姿も多かったですが、地元の学生が思い思いにパンをかじっていたり、子供連れの市民がおしゃべりをするり憩いの場となっているようです。

     2010.2、シエナ

     

広場に向かって建つ現在市庁舎となっている「ププリコ宮殿」とその鐘楼「マンジャの塔」です。14世紀既に自治権を持っていたシエナの権力を象徴するものということです。

        2010.2、マンジャの塔

 

広場の一角の、ヤコポ・デラ・クエルチャの彫刻で飾られた「ガイヤの噴水」です。本物は市の美術館に移設されこれは複製だそうです。鳩や子供たちの遊び場になっていました。

     2010.2、シエナ・ガイヤの泉

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