中世の面影を残す街 シエナ
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅裏のバスセンターからバスに乗ってシエナに出かけました。
こじんまりした街の中心は「カンポ広場」です。
この広場は「世界一美しい広場」と言われるそうです。ヨーロッパの街にはどこにも広場がありますが、それはせまかったりあるいはカフェが密集したごみごみした感じであったりします。しかし、ここはレンガが敷き詰められ中央に向かって緩やかに傾斜した広々とした空間になっています。観光客の姿も多かったですが、地元の学生が思い思いにパンをかじっていたり、子供連れの市民がおしゃべりをするり憩いの場となっているようです。
広場に向かって建つ現在市庁舎となっている「ププリコ宮殿」とその鐘楼「マンジャの塔」です。14世紀既に自治権を持っていたシエナの権力を象徴するものということです。
広場の一角の、ヤコポ・デラ・クエルチャの彫刻で飾られた「ガイヤの噴水」です。本物は市の美術館に移設されこれは複製だそうです。鳩や子供たちの遊び場になっていました。
2010/03/25 (木) 4:39 PM
こんにちは。
また素敵な場所を見せていただきました。
「世界一美しい広場」。それにしても本当に広いですね。沢山の人がいても,
混み合ったかんじがありませんね。のんびりと出来そうですね。
市庁舎が宮殿、噴水の彫刻にもさすが、歴史と美術のイタリアですね。
ますます訪れてみたくなりました。
2010/03/25 (木) 9:38 PM
アンさん コメントありがとうございます。
フィレンツェ近郊には日帰りで行かれる観光地がいくつかあってそれぞれ魅力があります。
ルッカ、ラヴェンナ、ボローニャ、ピサそれにシエナ。日程にもっと余裕があればよかったのですが、フィレンツェ3泊ではどこか一つということになり悩みました。
ピサの斜塔は見ておきたかったのですが「斜塔しかない街」という情報で、最終的にシエナになりました。