3月のクリスマスローズ
クリスマスローズという名前から12月に咲くものかと思っていましたが、先週になってやっと咲き始めました。
本来クリスマスローズとは、クリスマスの頃に咲く原種の‘ノイガー’を指します。2~3月に咲くオリエンタリスは、キリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くので‘レンテンローズ’と呼ばれます。日本では一般的に、まとめてクリスマスローズと呼ばれています 。
クリスマスローズという名前から12月に咲くものかと思っていましたが、先週になってやっと咲き始めました。
本来クリスマスローズとは、クリスマスの頃に咲く原種の‘ノイガー’を指します。2~3月に咲くオリエンタリスは、キリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くので‘レンテンローズ’と呼ばれます。日本では一般的に、まとめてクリスマスローズと呼ばれています 。
菅原道真公ゆかりの梅園として観光地となっている越生(おごせ)梅園に出かけました。折り悪しく前日からの雨模様に加えて気温も下がり、梅園の周囲の低い丘から霧が湧いています。そのうち白いものがおちてきました。
梅の花に、冬の名残りの雪が降りそれがすぐに融け露となって滴り落ちていきます。
今回の旅行のハイライト「ウフッツィ美術館」にいそいそとでかけました。
この美術館はイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものだそうです。世界遺産「フィレンツェ歴史地区」の中でも有数の建築物でもあります。「ウフッツィ」というのは英語officeの語源で、これはコジモ1世が当時あちこちに分散していた官公庁をここウフッツィに集めさせたことからきているということです。
ボッテチェリの「春」「ヴィーナス誕生」 ダ・ヴィンチの「受胎告知」 ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」など教科書でお目にかかる有名な作品に出会えて感激です。中は撮影禁止でしたので、ウィキぺディアから拝借しました。
午後はポンテ・ヴェッキオを渡ってアルノ川対岸に出かけました。橋の中央付近からアルノ川を望みます。雨上がりであるためか水が濁っています。
橋の上両側には宝石店が並んでいることで有名ですが、まだ開店していないようでした。
15世紀半ばにブルネレスキ設計により建てられた「ピッティ宮殿」です。その後数度改装されたそうですが、200メートルに及ぶファサードでフィレンツェ最大の規模だそうです。宮殿の入り口北面と中に入って南面から撮影した写真です。
ピッティ宮殿に併設された広大な「ボーボリ庭園」です。小高くなった庭園の一角からフィレンツェの街が一望できます。花の聖母教会(ドゥオモ)が見えます。
庭園の一番高いところから「ネプチューンの泉」を望みます。
人工洞窟「グロッタ」です。ここに「ヴェッキオ宮殿」からの「ヴァザーリの回廊」の出口があるそうですがどこにあるのかわかりませんでした。
「グロテスク」の語源になったというだけあって何だか気味の悪いところという印象で芸術的価値はわかりませんでした。
早春の花畑訪問のつもりで以前から計画していた南房総行きを雨天決行しました。しかし雨は降り続きそればかりか前日のチリ地震の余波の津波を伝えるラジオが「海岸に近づかないでください」と繰り返しています。それであえなく行き先変更です。
亀山温泉の日帰り入浴施設「嵯峨和」で露天風呂を楽しみました。露天風呂から亀山湖が望めます。コーラのような色で肌にまとわりつくようなぬめりがあるお湯にゆっくりと浸かっているとみぞれが雪に変わりました。
お風呂の後は「牡丹鍋」をいただき、体が温まりました。
お腹一杯になったので、大多喜城見学です。俄か勉強によれば、戦国時代真里信清により築城、その後正木氏里見氏と続き徳川家康の重臣本多忠勝の代で天守閣をもつ現在の姿になったそうです。
内部は博物館になっていて、資料が展示されています。
城郭脇に咲いていた紅梅が可憐です。