フィレンツェ散策その2

今回の旅行のハイライト「ウフッツィ美術館」にいそいそとでかけました。

     2010.2、7ウフッツィ

この美術館はイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものだそうです。世界遺産「フィレンツェ歴史地区」の中でも有数の建築物でもあります。「ウフッツィ」というのは英語officeの語源で、これはコジモ1世が当時あちこちに分散していた官公庁をここウフッツィに集めさせたことからきているということです。

ボッテチェリの「春」「ヴィーナス誕生」 ダ・ヴィンチの「受胎告知」 ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」など教科書でお目にかかる有名な作品に出会えて感激です。中は撮影禁止でしたので、ウィキぺディアから拝借しました。

   春 ヴィーナス誕生 ダ・ヴィンチ受胎告知 ウルビーノのヴィーナス

 

午後はポンテ・ヴェッキオを渡ってアルノ川対岸に出かけました。橋の中央付近からアルノ川を望みます。雨上がりであるためか水が濁っています。

     2010.2、7ヴェッキオ橋から

橋の上両側には宝石店が並んでいることで有名ですが、まだ開店していないようでした。

     2010.2、7ヴェッキオ橋

 

15世紀半ばにブルネレスキ設計により建てられた「ピッティ宮殿」です。その後数度改装されたそうですが、200メートルに及ぶファサードでフィレンツェ最大の規模だそうです。宮殿の入り口北面と中に入って南面から撮影した写真です。

     2010.2、7ピッティ宮殿

     2010.2、7ピッティ宮殿

 

ピッティ宮殿に併設された広大な「ボーボリ庭園」です。小高くなった庭園の一角からフィレンツェの街が一望できます。花の聖母教会(ドゥオモ)が見えます。

     2010.2、7ボーボリ庭園から

庭園の一番高いところから「ネプチューンの泉」を望みます。

            2010.2、7ボーボリ庭園

 

人工洞窟「グロッタ」です。ここに「ヴェッキオ宮殿」からの「ヴァザーリの回廊」の出口があるそうですがどこにあるのかわかりませんでした。

     2010.2、7グロッタ

     2010.2、7グロッタ

「グロテスク」の語源になったというだけあって何だか気味の悪いところという印象で芸術的価値はわかりませんでした。   

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コメント

  • anneさん、こんにちは。

    今日も色々と素敵なところを見せていただきました。
    今回は、私も知っている絵画ばかりです。
    そうですね、美術の教科書で知りました。
    私も、いつか本物を観に、フィレンツェに行きたいと思います。
    開店前の宝石店が並ぶ街の雰囲気が何かいい感じです。
    OFFICE、グロテスクなどの語源も面白いですね。
    anneさんのところで、また知識が増えました。
    忘れないようにしなければ。
    そして、いつも思うのですが、お写真がとても素敵です。
    もちろんデジ一ですよね。
    どこのでしょうか? 私もこのごろ欲しいなあと思っているのです。

  • アンさん コメントありがとうございます。

    よく知られた絵画を実際に眼にする度に、若くて頭が柔軟だった時に美術史や世界史などをもっと勉強しておけば良かったと思います。後悔先に立たずです。

    ヴェッキオ橋の両側の宝石店が全部開店していればきらびやかな雰囲気だったのでしょうが、ちょっと時間が早すぎました。もっとも開店していてもそこで買物できるほどリッチではないので眼の保養をするだけですが。

    カメラですか?一眼が欲しくてカメラを買い替える時に悩みましたが、旅行の携帯には不便なようであきらめました。
    花を撮る時のために一眼が欲しいです。

  • はじめて見ました。ただただびっくりです。またランチしようね。

  • やすこさん コメントありがとうございます。ランチ大歓迎です。

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