四国カルスト台地から四万十へ
数年前に秋吉台を訪れたときカルスト台地とよばれる景観を目にしました。ウイキペディアに依ると
カルスト地形(独: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。
そのカルスト台地が四国にもあると知って、コース的には少々厳しいものがありますがぜひ訪ねてみたいと思いました。
規模は大きくはないものの気持ちの良い景色が広がっていました。
気が済んだので四万十に向かいます。ひたすら南下するのですが国道はまだしも山道の県道は狭く曲がりくねって対向車が見えず緊張します。
やっと四万十川一番上流の沈下橋が見えた時はほっとしました。沈下橋というのは増水のときに流れてきた漂流物で橋が壊れないように欄干の無い橋で、四万十川の名物です。眼前の四万十川は穏やかですが増水のときは3~4メートルも水位が上がり橋は見えなくなるそうです。自然の恐ろしさを感じます。
予定していた屋形船が閉鎖されてしまって他を探すのに思わぬ時間がかかってしまいましたが、やっと船着場に到着です。
お客さんは私たちのほかには誰もなく、屋形船は貸しきり状態です。話好きの船頭さんに案内されてゆったりとした時間が流れていきます。
2016/01/30 (土) 12:32 PM
anneさん、こんにちは。
雄大なカルスト台地は、素晴らしい景色ですね。
四万十川も自然な感じでゆったりと流れていて、貸し切りの屋形船でのんびりと自然を満喫できてよかったですね。こんな美しい清流が、増水で橋が見えなくなるなんて、想像がつきません。本当に自然は恐ろしいですね。
今回も楽しく読ませていただきました。
2016/01/31 (日) 5:41 PM
アンさん コメントありがとうございます。
この日のコースは随分悩みました。前日宿泊した高知から四万十に南下するのがスタンダードなコースと思われました。四国カルスト台地に行くのは大きな寄り道です。しかし1度行きたいと思ってしまうとなかなか捨てきれないものです。それで早く出発しました。秋吉台周辺のカルストとは様子が違い少々肩すかしでしたが、行った!という達成感があったので良しとしました。
四万十は紅葉の前だったからかホテルもすいていましたしのんびりできました。