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虹の花 ジャーマンアイリス

数年前球根を入れたジャーマンアイリスが今年4種類の花をつけました。

当時品種見計らいで5品種購入しましたが、最初の植え場所が良くなかったのかうまく育ちませんでした。その後植え替えて昨年は2輪咲き今年はやっと4種類です。

シックな濃い紫の花は単色ですが一番大きく立派です。香りも一番強いように感じます。

複色の花はより華やかに見えます。

ジャーマンアイリスはアイリスの仲間では最も華やかで品種が多いそうです。日本の菖蒲の仲間と思う所為か青とか紫のイメージがありますのでピンク系の花を見たときには驚きがありました。

なんという優しい色合いなのでしょうか。多湿を嫌うというのにちょっと条件の悪い場所でごめんなさい。

大輪で濃厚な香り つるオクラホマ

ずっと以前に庭にあったHTオクラホマはその香りと黒薔薇に分類される深い紅の色合いが素晴らしくてお気に入りでした。枯れてしまってからいつかまた植えたいものと思っていました。4年ほど前つるオクラホマが手に入り、つるならば花数も多いと期待していました。ところが近くにあるヤマモモとモチノキの虫が災いしてまともな花は見られませんでした。

昨秋虫の害がひどく枝ぶりが直せなくなり思い切ってヤマモモを伐採、それが良かったのか期待の蕾が11個つきました。

蕾の大きさから花の大きさが想像でき、毎朝眺めていました。咲いたときの嬉しさは勿論ありますが、こうやって咲くのを待っている時の楽しさは格別です。

そしてついに咲き始めました。

何という存在感。花径およそ12cm神秘的な深いビロード赤、ダマスク系といわれる魅惑的な香り。文章や写真では伝えきれない魅力です。

今年も薔薇の季節が

4月22日

薔薇は冬季葉を落とすのが普通ですが、庭の東側のパレードはこの冬葉を落とすことなく越冬しました。その分蕾も早く4月の半ばには花を開きました。春先に暖かかったのもあるのでしょうが珍しいことです。

今季一番目の花を玄関に飾りました。

 

 

伸びました カノコユリ 

植えて3年目のカノコユリはどんどん伸びて150cmは優に超えました。

ここのカノコユリは2本ですが、蕾の数にびっくりです。

隣のカサブランカは別の場所のものと合わせて7球入れて何とかまともに花をつけたのは3本でした。アブラムシがつきやすくて、一度つくと葉や蕾が萎れたようになり万事休すです。

カノコユリも虫がつきやすいと聞きますが、うちのは恐ろしく逞しくて空に向かってグングンです。

隣のカサブランカはこんなふうです。

その優雅さと香りで庭を豪華に飾りたくて毎年飽きずに球根を入れていますが、うまくいきません。

下の写真はニッコウキスゲとして知り合いからいただいたものです。次から次に咲くので1ヶ月以上楽しめます。

その方は十数年前に亡くなりましたが、花の時季になるとその方の面影が浮んできます。

可憐 アミロマンティカ

ころっとした蕾があちこちに顔を見せ始めました。これはおよそ2ヶ月前5月初旬の写真です。

枝が細くて誘引しやすいのでオベリスクにうまく絡みました。

アミというのはフランス語で女友達という意味だそうです。花数が多いのでそう言われれば女の子達が群れておしゃべりしたり笑ったりしているような雰囲気があります。

ころっとした蕾が開くとアンティークタッチの花弁が多い花容です。7~8cmの中輪で華やかさはあまりありませんが、親しみやすく心和みます。花弁がしっかりして花持ちが良いのもうれしいです。

2010年 フランス メイアン

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