ジャクリーヌデュプレ 気品漂う
初めて花をみる新参の薔薇です。
ころっとした小さめの蕾が見えてくると気がつかないうちあっという間に開いていました。
半八重で中輪遠目ではそんなに目立つ薔薇ではありませんが、寄ってみると花底の赤にはっとさせられます。加えて黄色い雄しべが長く伸びて独特の雰囲気です。 ジャクリーヌデュプレというのは才能を評価されながら42歳で夭折したイギリスの女性チェロ奏者だと言うことですが、芸術家の持つ繊細さと情熱や早世したはかなさのイメージと花の雰囲気は通じるものがあるように感じます。
1988年 イギリス ハークネス社
2017/05/19 (金) 10:59 PM
anneさん、こんばんは。
お花には、いろんなエピソードがあるんですね。
そんなことを想いながら鑑賞すると、感じ方が変わってきますよね。
バラというより、シャクヤクのようにみえます。
かべんがうっすりとピンク色が、はかない感じがします。
2017/05/20 (土) 11:25 AM
アンさん こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうですね、花弁の反り返りを見るとシャクヤクのようです。
開ききった薔薇の花底は普通は微妙なのですが、この薔薇は開ききった花底が一番美しいと思います。
早世した女性バイオリニストのイメージとぴったりと、1人で納得しています。そういうことを考えると薔薇の命名って楽しいでしょうね。