江戸時代からの友好国ポルトガルを訪ねる旅

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ポルトワインのワイナリーを訪ねる

コインブラからICで約1時間カンパーニャに到着。ポルトという鉄道駅はなく列車はカンパーニャに到着しそこからメトロで旧市街に移動します。ポルトはポルトガルの第二の都市でドウロ川に面するガイア地区というところに有名なポルトワインの貯蔵庫が並んでいます。河畔一帯は世界遺産に登録されています。

写真の奥が旧市街、手前がガイヤ地区です。大きな屋根はワイナリーの屋根です。

小高い丘の上から階段や坂道を下りてガイヤ地区に辿りつきいよいよワイナリー見学です。

30分ほどのガイドツアーの後2種類のワインを試飲してほろ酔い気分。オランダからのご夫婦と会話を楽しみました。私たちがオランダを訪れた時のことを片言で話し何とか分かってもらえたようです。日本には行ったことがないということなのでフジサンを宣伝しておきました。理解してもらえたかどうかは不明です。

帰りは高台に向けてケーブルカーに乗りました。ワイナリーの屋根を眼下に良い景色です。

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またまた登攀 新サンタクララ修道院

コインブラの街はモンデゴ川を挟む西側と東側に開けていてどちらも小高い丘陵になっています。東側は大学や教会商店街などいわば中心地、西側は遊園地のような施設があるほかは静かな環境でした。

西側の丘のトップにあるのは洪水を逃れて16世紀にインデゴ川河畔から移された新サンタクララ修道院です。

  ここは敬虔なカトリック教徒として奉仕と信仰の生活を送り人望を集め、コインブラの守護神となったイザベラ王妃の棺が納められています。

 この祭壇の奥に棺が置かれているということです。

私達以外には人影も無く静寂の時間でした。

夜9時前ホテルの窓から右側に塔を備えた新サンタクララ修道院が見えました。

今にも消えようかという陽の光を受けて美しい姿です。

 翌日朝散歩がてら前日見残したサンタクルス修道院に行ってみました。内部の壁面を飾るアズレージョを見たかったのですが、それは叶わず外観だけで我慢です。それでもファサードの彫刻は見応えのあるものでした。

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坂の街コインブラ

前日ミュンヘンでの乗り継ぎを経て、夜遅くポルトガルリスボンのポルテラ空港に降り立ちリスボンで一泊。翌日列車でコインブラに向かいました。ポルトガルの面積は日本の四分の一ほどです。ICで約2時間コインブラB駅に到着、そこから街の中心コインブラ駅まで一駅乗り換えです。長いプラットフォームに1番線2番線・・・といくつかの番線が同居さらにAとかBとかの表示もあり分かりにくいのはこの国も同じようです。やっと見つけて何とかコインブラ駅に到着。

 ホテルに荷物を置いて街に出ました。カフェに入ると棚に直径30cmはあろうかと思われるシュークリームのようなものが。

 どんな味かと頼んでみるとカットされたものが運ばれてきました。・・・あーメレンゲです。カリカリとした歯ざわりですこぶる甘く完食には骨が折れます。

次に目指すは1290年に設立され世界遺産となっている「コインブラ大学」です。カフェが並び観光客が寛ぐ広場から写真の中央に見えるかなりの坂道を登って行きます。

        真夏のような陽射しの中傾斜はかなりきつくかつ石畳の道なので難行苦行です。

かつての王族の屋敷を使用した大学は中庭を囲んで建物が並んでいます。

ジョアニア図書館は時間を限り一度には20人程度しか入れません。蔵書3万冊と言われ金泥で装飾を施された館内は豪華さと荘厳さを備えていました。(内部の写真撮影は禁止です)

右手の建物がジョアニァ図書館、眼下にはモンデゴ川が流れコインブラの街を俯瞰できます。

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ウォッシュレット!

今回は数年前に新装成った羽田空港からのフライトです。当時テレビで放映されていましたが国際線の使用は初めてです。季節もののアジサイの鉢が並び江戸情緒を感じさせられる設えで楽しめました。
 ANAの利用は久しぶり。機内の映画は邦画があるのはもちろん洋画も吹き替えは日本語があるので退屈しません。そしてなんとうれしいことにWCがウォッシュレットだったのです。映画を観、快適なWCでご機嫌な往路になりました。

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