初秋の訪れ ジュリア
空気が冷たくなって薔薇たちも元気を取り戻しつつあります。
ジュリアは本来は花形の整ったHTですが、この季節に咲いた花なので花弁数は少なく春とは少し違う感じがします。
持ち前の花弁の軽いウエーブと開ききっても美しいしべが、たおやかで優雅な雰囲気をかもしだしています。イギリスのフラワーデザイナーに捧げられた薔薇だそうです。
1976 イギリス Wisbech Plant
樹形は直立から半直立状になり、高さは1.5m以上に達する。四季咲き大輪のモダンローズで、花の直径が15cm以上になるのも珍しくない。 ふつう、一本の茎に一つの花をつけ、剣弁高芯咲きが多い。多くの品種があり、花色も豊富。
空気が冷たくなって薔薇たちも元気を取り戻しつつあります。
ジュリアは本来は花形の整ったHTですが、この季節に咲いた花なので花弁数は少なく春とは少し違う感じがします。
持ち前の花弁の軽いウエーブと開ききっても美しいしべが、たおやかで優雅な雰囲気をかもしだしています。イギリスのフラワーデザイナーに捧げられた薔薇だそうです。
1976 イギリス Wisbech Plant
以前ノータグで求めた薔薇を「多分ヘルムット・シュミット」としてアップしましたが、今回のものはタグ付きで求めた正しく「ヘルムット・シュミット」です。以前推測で載せた花は薄くアプリコットが入り微妙な色合いでしたが、これははしり梅雨の庭で一際目立つ黄薔薇です。
春先にせっかく上がってきた蕾の根元の茎をチュウレンジハチにチクリとやられました。こうなると蕾はしおれて花を見ることはできません。その後新たにあがってきた蕾が開きました。剣弁高芯咲きのこの開き始めの形と、ほんのりとアプリコットがかったストロベリーピンクの色合いの美しいこと・・・ほれぼれします。
HTの薔薇はまっすぐに伸びた茎に大ぶりの花を咲かせますが、その中でもこの「乾杯」の堂々とした花は見応えがあります。
40枚を超える真紅の花弁、花径は12~13㎝もある薔薇の中の薔薇とでもいいましょうか。
京成バラ園の鈴木省三さん作出の薔薇で日本の風土にあっている強健種です。うちでは近くのつる薔薇の勢いに押されてちょっとかわいそうですが。拙い写真で花弁のベルベットのような光沢がでていないのが残念。
黒薔薇に分類されるくらいの深い紅の薔薇です。フランスで作出されてから40年以上を経過した今も人気は衰えていないということです。我が家でもこの樹は二代目です。
まっすぐに立った枝の先につく大ぶりな花はビロードのような光沢のある花びらで、魅惑的な強い香りがします。