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芭蕉は馬を借りて那須から黒羽に入りました。黒羽に住む浄法寺高勝(俳号は秋鴉または桃雪)の許を訪ね歓待されて13拍14日の長い逗留をします。
<黒羽>
黒羽の館代浄法寺何がしの方に音信る。思ひがけぬあるじの悦び、日夜語りつゞけて、その弟桃翠など云ふが、朝夕勤とぶらひ、自らの家にも伴ひて、親属の方にもまねかれ、
浄法寺桃雪屋敷跡に句碑が建っています。「山も庭も動き入るるや夏木立」
その間郊外を散策して、「九尾の狐」伝説で知られる「玉藻神社」を訪れます。
那須の篠原を分けて、玉藻の前の古墳をとふ。
写真は狐の化身である「玉藻の前」が蝉に身を変えて潜んでいたものの、池に写った真の姿を見つけられたという「鏡が池」です。大きな水溜り程度の大きさですが、芭蕉もこの池を見たと思うと感慨があります。
ここにも句碑が建っていました。
秣おふ人を枝折の夏野哉
2010/05/23 (日) 9:13
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芭蕉が歩いた路を辿る旅に誘われて、関東より少し遅い新緑の美しい地を訪ねました。
<那須>
那須の黒ばねと云所に知人あれば、是より野越にかゝりて、直道をゆかんとす。遥かに一村を見かけて行に、雨降日暮るる。
この日芭蕉主従は農夫の家を一晩の宿とします。翌日借り受けた野飼の馬の後を追う少女の名が「かさね」だということを知った曾良は
かさねとは八重撫子の名成べし
と詠みます。その少女の可憐で優しい様子をかさねという名前から、花びらを重ねた八重撫子に例えたのでしょう。
その句碑が黒羽町の西教寺に建っています。
2010/05/20 (木) 21:54
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菅原道真公ゆかりの梅園として観光地となっている越生(おごせ)梅園に出かけました。折り悪しく前日からの雨模様に加えて気温も下がり、梅園の周囲の低い丘から霧が湧いています。そのうち白いものがおちてきました。
梅の花に、冬の名残りの雪が降りそれがすぐに融け露となって滴り落ちていきます。
2010/03/10 (水) 22:24
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早春の花畑訪問のつもりで以前から計画していた南房総行きを雨天決行しました。しかし雨は降り続きそればかりか前日のチリ地震の余波の津波を伝えるラジオが「海岸に近づかないでください」と繰り返しています。それであえなく行き先変更です。
亀山温泉の日帰り入浴施設「嵯峨和」で露天風呂を楽しみました。露天風呂から亀山湖が望めます。コーラのような色で肌にまとわりつくようなぬめりがあるお湯にゆっくりと浸かっているとみぞれが雪に変わりました。
お風呂の後は「牡丹鍋」をいただき、体が温まりました。
お腹一杯になったので、大多喜城見学です。俄か勉強によれば、戦国時代真里信清により築城、その後正木氏里見氏と続き徳川家康の重臣本多忠勝の代で天守閣をもつ現在の姿になったそうです。
内部は博物館になっていて、資料が展示されています。
城郭脇に咲いていた紅梅が可憐です。
2010/03/01 (月) 13:08
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国営武蔵丘陵森林公園の紅葉がライトアップされていると聞いて紅葉を見にでかけました。
南北に長い園内は縦断すると5キロにも及び、遊歩道、サイクリングコース、ドッグランが走り、植物園や庭園樹見本園などが点在しています。子供向けの施設もあっていろいろな楽しみ方ができる施設です。
ライトアップされているというカエデ見本園をめざしましたが、悲しいことに大方は落葉していました。その中で設置された照明器具が太陽の光を反射して光っていました。
ハーブガーデン前のハンギングバスケットは渋めの色合いでなかなか良かったです。
2009/12/12 (土) 11:31
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