おくのほそ道ちょっとだけ旅 その7 黒羽①
芭蕉は馬を借りて那須から黒羽に入りました。黒羽に住む浄法寺高勝(俳号は秋鴉または桃雪)の許を訪ね歓待されて13拍14日の長い逗留をします。
<黒羽>
黒羽の館代浄法寺何がしの方に音信る。思ひがけぬあるじの悦び、日夜語りつゞけて、その弟桃翠など云ふが、朝夕勤とぶらひ、自らの家にも伴ひて、親属の方にもまねかれ、
浄法寺桃雪屋敷跡に句碑が建っています。「山も庭も動き入るるや夏木立」
その間郊外を散策して、「九尾の狐」伝説で知られる「玉藻神社」を訪れます。
那須の篠原を分けて、玉藻の前の古墳をとふ。
写真は狐の化身である「玉藻の前」が蝉に身を変えて潜んでいたものの、池に写った真の姿を見つけられたという「鏡が池」です。大きな水溜り程度の大きさですが、芭蕉もこの池を見たと思うと感慨があります。
ここにも句碑が建っていました。
秣おふ人を枝折の夏野哉
2010/05/26 (水) 11:16 AM
anneさん、おはようございます。
奥の細道の過去記事を読ませていただきました。
無理せずに少しづつ、芭蕉がたどった場所を訪れることは、素敵なことですね。
目的をもった旅が、私は好きですので、こういう旅が羨ましいです。
同じ気持ちの人との旅は最高ですが、私の周りには今のところいないので、
なかなか実現できません。 お互いに事情があったりと、良い旅友達がいないのが残念です。
今回も素敵な場所を見せていただきありがとうございます。
私も毎回、一緒に旅に出ている気持ちです。
2010/05/27 (木) 9:21 AM
アンさん おはようございます。
コメントありがとうございます。
芭蕉が辿った道を歩く方はたくさんいらっしゃるようです。
私は十数年前に都内深川の芭蕉庵跡を訪ねたのが初めで、それ以来機会があれば芭蕉が訪れた地を見たいと思っていました。
アンさんの花友達の中に旅好きの方がいらっしゃるかもしれません。旅は道連れといいますから、旅好きの方がみつかるといいですね。