秋のラブ
丈夫なこの薔薇は次々に蕾を持って、初冬を迎えた今もまだ花をつけてくれています。真紅の花弁の裏は白で光の当たり方でさまざまな表情をみせます。
薔薇はその花の形、花弁の艶、香り、華やかな雰囲気から花のクィーンと言えるのではないでしょうか。蕾が開き始める時に花弁が作るスパイラルの美しさには心を奪われます。
花壇の縁に植えてあるミニ薔薇、近所の園芸店の花の終わりかけのバーゲンセールで「ミニバラ」とだけ表示されていました。花径2㎝くらいのピンクの一重房咲きの花は可憐でつい2鉢求めました。
丈夫で繰り返し花をつけてくれるので野生に近いのだろうと思っていましたら、ローズヒップまで。大量に実がついたらローズヒップティーでも楽しみましょう。
近くにいろいろ植えてあるので虫の被害があり形のよい花がなかなか見られませんでしたが、涼しくなって虫も少なくなりました。コロンとしたかわいい蕾から純黄色の花が咲きました。元気がでてくるような色です。
形の良い蕾が見え始めてから11日目で八割がた開きました。今が美しいはずの時期ですが、残念ながら前夜の雨で花弁が傷んでしまいました。開きかけの時の柔らかなコーラル朱色が魅力的です。