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TV番組で何度も見て興味をそそられていたアルベロベッロのとんがり屋根トウルッリ。地元で産出する石を積み重ねたとんがり帽子の屋根が連なる地区に足を踏み入れると、おとぎ話の世界に迷い込んだような気分になります。
ここで現在も普通に生活が営まれていることも驚きでした。日本人観光客も多いらしく日本の方が経営するお土産屋さんもありました。
マテーラの洞窟住居の歴史は古く、8世紀から13世紀にかけて東方からの修道僧が住み着き、130以上の洞窟住居を構えていたそうです。サッシは南イタリアの貧しさの象徴という評価を気にしたのかイタリア政府が、第二次世界大戦後終住民は移住を命じられ廃墟となったそうですが、現在は一部修復してサッシに暮らす人も存在するようになっています。
2006/10/10 (火) 0:00
本日は移動の日です。シチリアから海を渡り、長靴型のイタリア半島のつま先へ上陸し半島を横断してかかとの上辺りまで移動します。フェリーの乗ってタオルミーナの街とお別れです。
途中コセンツァのアグリツーリズモでスローフードのランチをいただきました。
2006/10/09 (月) 0:00
前夜スーツケースと再会。しかし同行の友人のものはまだ届きません。アリタリア航空が悪いのかはたまた旅行会社の責任かいずれにしても雰囲気は良いはずがありません。
カザレの別荘は、古代ローマ時代の貴族の別荘跡で床のモザイクタイルなどからも当時の豪華な暮らしの様子が偲ばれます。陽気な兵隊さんのグループに遭遇
タオルミーナに入り、ギリシア劇場へ。劇場の石の座席に座るとエトナ山が望めます。
タオルミーナの街ではウインドウショッピングをしながら散策。写真はマジパン。直径5センチにも満たないかわいさに思わず足を止めました。
2006/10/08 (日) 0:00
荷物は行方不明のままで朝を迎えました。うかつにもカメラをスーツケースに入れてしまったため写真が撮れません。
ノルマン宮殿・モンアーレのドゥオモの見学の後、期待のアグリジェントに。ギリシアの遺跡が並ぶ神殿の谷では資料で何度も目にしたコンコルディア神殿がその威容を見せています。夜再度ライトアップされた幻想的な神殿群を眺めることができ、遠い過去に思いを馳せました。
写真は同行の方から後日提供していただいたものです。
2006/10/07 (土) 0:00
成田1:00の便で飛ぶはずが、折からの台風襲来。機内で待たされること3時間余、半分諦めかけていたのに大幅遅れで離陸しました。ミラノの空港に着いたのは日付が変わる間近。深夜のことで閑散として照明も落とされた空港の中を、ツアーコンダクターにせかされながら小走りで移動。シチリアのパレルモ空港に向けての国内便は多分待っていたのでしょう、私達の搭乗後すぐに離陸しました。
パレルモ空港に着いたものの、荷物が出てきません。ツァコンは必死に交渉している模様だったけれど我々は為す術もなくただじっと深夜の空港で待ち続けました。我々に積み残しということが説明されたのはそれからかれこれ1時間半後。着の身着のままでホテルのベッドに入ったのは2時をとっくに過ぎていました。波乱の幕開けです。
2006/10/06 (金) 0:00
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