美しいです 芍薬
いただいた芍薬です。
作り手の丹精が伝わってくるような少しの痛みもない葉や、たおやかでありながらどこか毅然とした印象の花は見ていて飽きることがありません。
薔薇には青という色はありません。青薔薇と称される薔薇もピンクがかった青であったり臙脂がかった青であったりします。それで薔薇と合わせたい花の色は「青」です。
この「カンパニュラ・メディウム」は白やピンクもありますが薔薇と同居ならやっぱり「青}です。
「カンパニュラ」は小さい鐘という意味合いで、その仲間は約300種、日本での流通は約30種だそうです。山野に自生するホタルブクロも仲間です。
虫のおうちのような愛らしい花の形に自然の造形の不思議さを感じます。
クレマチスは花の形や新枝から咲くのか旧枝から咲くのかによる剪定の仕方などから幾つかに分類されるようです。これがまた複雑で覚えられないままに過ごしています。
ヴィチセラ系のパゴダです。反り返った花弁、少しピンクがかった紫色のベル型のかわいい花です。
クレマチスは株元に直射日光が当たったり西日が当たる場所を嫌うので幼苗の時はかなり気を遣います。着いてしまえばこのように旺盛に生育しますが。
カタログに依れば「色は杏からグレーピンク」となっており一体どんな色かしらと花が咲くのを楽しみにしていました。
咲き始めの花弁の表は薄いオレンジ色、裏は濃いピンクがかったアプリコット色に見えます。しっかりと巻いた蕾がほぐれ少しフリンジがある花弁がゆっくり開いていきます。花の大きさは10cm程度中輪でしょうか、香りは薄いながら整った花の形は美しく見ていると思わず「笑み}が。
そして咲き進むと裏側が柔らかいピンクになり中心から外側に至るグラデーションが素敵です。
このイチゴは「宝交」という種類です。宝塚で交配されたので「宝交」だそうですがもうちょっと何とかならなかったのでしょうか。おいしいイチゴですが柔らかくて流通にやや難点があり、その後出てきた「とよのか」に負けました。
植えてからずいぶん経つのですが、あまり大事にしていなかったので収穫はぼちぼちでした。昨秋花壇の整理をしたので勢いがでておいしそうな実がたくさん。藁を敷いていないのでナメクジに食べられないよう気をつけています。