昨年秋に購入した薔薇です。
この薔薇はミニチュアパティオローズに分類されますが、いわゆるミニバラとはずいぶん違った印象です。株の高さは５０ｃｍ花径８cm程度あり一輪だけ咲いても十分見応えがあります。フリンジの薔薇というとやわらかい色の薔薇というイメージがありますが、真紅という色とフリンジの組み合わせは新鮮です。ローズフォーエバーシリーズのひとつで、名前の通り花の時期が長くまた寒暑にも強いそうで楽しみです。
デンマーク ローザ・エスケルンド 販売元のForeverRose社は１９９６年設立ですがこの薔薇の作出年はわかりませんでした。
庭の隅に植えてあるいちはつが見ごろです。
あやめの類で一番先に咲くので「いちはつ」だということは初めて知りました。室町時代に中国からの帰化植物だそうです。
純和風のお庭を持つ友達の所から数年前にやってきましたが、和洋折衷でどちらかというと洋風の我が家の庭でも違和感なく収まってくれました。あやめの仲間のジャーマンアイリスはドイツなどで改良された園芸種なので洋風に使えるのは不思議はないですが。
「すみれの丘」が我が家にやってきてから5年経ちます。樹勢は普通ということなのになかなか育たず毎年花はつけるものの満開という感じにはなりませんでした。昨年大分新梢が出て今年はGOODです。ただし、一緒にからませていた「新雪」に虫が入って枯れたため陽射しをもろに浴びて青い色は見られそうにありません。つる薔薇は上を向いて撮るので逆光になってしまいます。
2004 日本 小林森冶
第二次世界大戦中ユダヤ人であるがために家族と共に辛い生活を余儀なくされたアンネ･フランク。彼女を偲んで名づけられたこの薔薇の色は彼女がそうであったように明るく輝いています。
咲き始めはアプリコットにピンクの覆輪で咲き進むとオレンジに近くなります。
丈夫な性質のようで横張りの枝に沢山の蕾をつけてくれました。
1960 ベルギー Derfoge
昨年我が家に来た薔薇シークレットパヒューム。
蕾から開いていく過程でこの時期が一番美しいですし名前に違わず濃いフルーツ香がしています。色はラベンダーとされていますが濃い目のピンクにも見えます。この後咲き進んで色は薄くなりました。
2009 アメリカ J＆S
