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2日目 アンモナイト化石の街 ディーニュ・レ・バンへ

前日夕方 翌日のディーニュ・レ・バン行きのプロヴァンス鉄道の駅をリサーチにニースの街に出ましたが、思わぬ苦戦でした。街の人に聞きながら1時間以上さまよってしまいました。

朝の街にはあちらこちらにお店が出ています。

1kmほど歩きプロヴァンス鉄道ニース駅に到着、しばらくすると9:25発の始発電車が入ってきました。

車窓には石灰岩の地層がはっきり見える独特の風景が展開されます。

車内でおしゃべりしていると乗客がみな降りていきます。目的地はまだですが運転手に促されて降りますとバスが待っていてここから先はバスになる様でした。フランス語はわかりませんが、多分列車の乗客数が少ないのでバスで代替ということではないかと想像しました。

12時半ごろディーニュ・レ・バンに着き、ホテルにチェックイン後インフォメーションで目的のアンモナイトの化石が露出している岩盤の位置を聞きました。

教えてもらった道を登っていきます。眼下に川が流れ景色は良いのですが、難路で道幅は狭いところでは1メートルもなく、足元の石灰岩は脆くて靴の下から小石が崩れ落ちていきます。

1時間ほど上り下りして博物館に到着。

ここから更に1kmほど歩きます。

途中にこのような看板が。釜石市とここディーニュ・レ・バン市は姉妹都市で釜石市にはここのアンモナイトのレプリカが展示されています。

この辺りはヨーロッパ最大の地層保護区だということです。この岩盤は高さ10メートル幅は30メートルはあるでしょうか。

驚いたのはアンモナイト化石の大きさです。大きいものは30cmは優にあります。

貴重な自然遺産でしょうに特に保護柵などはありません。車の往来はほとんどなく誰にも会いませんでした。放置に近い扱いは世界的に有名な場所という感じはありませんでしたが、それでもこの旅行の目的のひとつが達成されて満足です。

1日目 今回も素通り ニース

今回は3年ぶりに自力手配の旅になります。

観光地から外れたマイナーな場所の見学と、前回前々回に行くことができず心残りの数箇所を周る予定です。

もう一つ、モバイルのWiFi をレンタルして現地で使いこなすという私にとっては大きな目標を立てました。

10:15 LO80  ワルシャワ経由 LO343 18:50ニースコートダジュール空港着 日暮れにはまだ間がある空港出口です。

99番バスに乗車、ニース市内に向かいます。窓外には南仏の保養地ニースの海が広がっています。

前回はマルセイユに3泊、そこを起点にモナコにも出かけその際ニースを始めカンヌ、アンティーブなどコートダジュールの有名な保養地を通りました。しかしその時もこれらの地の観光は叶わず、今回もディーニュレバンへの列車始発駅として1泊しただけです。

30分ほどでニース国鉄駅に到着、築後50年を経た立派な建物です。

 

優雅な雰囲気 ブルーバユー

青い薔薇を求めて今も絶え間ない研究が進んでいますが、未だ本当の青い薔薇は作出されていません。

このブルーバユーも青薔薇に類別されますが、薄い藤色といったところでしょうか。

この写真は朝の陽を浴びているので、ピンクっぽく見えます。

これは陽が陰ったときの写真ですが、これなら何とか青薔薇といえそうです。

こんな風に花色は安定していない感じです。しかし、この薄い藤色と丸弁、棘が少なく細い枝ぶりからとても優しい雰囲気があります。

黒点病に弱いそうなので大事に育てなければと思っています。

1993年 ドイツ コルデス

今年も至福の時が アブラハム・ダービー

庭に数本あるイングリッシュローズはどれも美しいのですが、中でもこのアブラハム・ダービーは微妙な色合いと強いフルーティーな香りが大変魅力的です。

しっかりした弁質の蕾があがってきました。色はアプリコットとピンクの中間でそこにクリーム色っぽい黄色と微かにオレンジが入っているように見えます。

少し開きかかるとピンクが強くなります。

満開になりました。70枚の花弁が一斉に開き豪華そのものです。

濃厚かつすっきりしたフルーツ系の香りの大変魅力的な薔薇です。蕾から少しづつ開き始める日々飽きずに眺め香りを楽しむ至福のときです。

1985年 イギリス   デヴィッド・オースチン

新品種 花山吹

苗の頃からまっすぐに伸びた太い枝を見て、きっと大きな花をつけると思っていました。その期待を裏切ることなく待っていた蕾は花弁がみっしりとつまりころころした感じです。

花弁の縁は濃いピンク、花底にいくに従って黄色とのグラーデーションが美しいです。

咲ききった花は花径10cmを優に超える大きさです。その大きさと派手な色合いで周囲を圧倒しています。

木立性HTの薔薇ですが、房咲きかしらと思うほど沢山の蕾がついています。2週間以上楽しめそうです。

花山吹という命名は、源氏物語の中の光源氏の衣の色からだそうです。雅ですね。

2016年 日本 京成バラ園

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