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まさに黒薔薇 ルイ14世

     

まだ小さな苗なので鉢で育苗中ですが、花がみたくて蕾を摘みませんでした。濃い赤の薔薇を黒薔薇と呼ぶことがありますが、この「ルイ14世」はまさに黒薔薇です。オールドローズなので香りも強く個性的な薔薇です。

ルイ14世は紋章に太陽を選んだことからも太陽王と呼ばれ、東京ドーム2000個分の敷地を持つかのヴェルサイユ宮殿で太陽のような規則的な日常を送ったそうです。フランス絶対王政のシンボルとされ、豪華な夜会に沢山の貴族が集ったということです。バレーを愛しいつもハイヒールの靴を履いていたという優雅さが薔薇に通じるものがあるのでしょうか。

そして彼の妻はマリア・テレジア(フランス名マリー・テレーズ)、この名の薔薇も我が家で花をつけています。王と王妃が揃ったかと思いましたが、ドイツで作出された薔薇「マリア・テレジア」は神聖ローマ帝国皇后だったマリア・テレジアに由来しているので残念ながら違うようです。

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うつくしきもの

清少納言は枕草子百四十四段の「うつくしきもの」の一部で「三つばかりなる兒の、急ぎて這ひくる道に、いとちひさき塵などのありけるを、目敏に見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、おとななどに見せたる、いとうつくし。」と述べています。「幼児が這い這いしながら小さなごみを見つけて指でつまみ大人に見せる様子がかわいらしい」という意味です。

数え年三つは満二歳、這い這いしているとは随分成長が遅いようですがそれはさておき、こういう光景はよく目にします。密かなマイブームの彼も小さなごみは大好きです。

先日も公園で、飴の包装紙のようなごみを見つけて母親に見せてから、ブランコの板に載せたりつまみ上げたり。よたよたとつんのめりそうにその辺を走り回るときも放しませんでした。

       

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寂しくなった庭に

       

夏の花は殆ど終わり、ビオラの苗の植え込みは終わりましたが、まだ花を楽しむほどにはなっていません。すっきりと片づいた庭も悪くはありませんが、色が少ないのはやはり寂しい感じです。

で、近所のホームセンターで寄せ植えの苗を求めました。ストック、ガーデンシクラメン、プリムラマラコイデス、アリッサムに家にあったマルバストラム、グレコマをあしらいました。今期第1号の寄せ植えです。

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旅の思い出イギリス編その12 スカボロ

エミリー・ブロンテの「嵐が丘」の舞台となるヒースの生い茂る原野を見たいという希望はあったものの、例によって調査不足です。

ヨークから日帰りで行かれるところということと、ブロンテ三姉妹のアン・ブロンテのお墓があるらしいということでスカボロに出かけました。アンの姉シャーロット・ブロンテは「ジェーン・エア」の、その下の姉エミリー・ブロンテは「嵐が丘」の著者です。

スカボロはサイモン&ガーハンクルの「スカボロ・フェアー」で歌われていることでも、また英国有数の保養地であることで知られています。

駅を降り立ちそぞろ歩きで上り坂を行くと、墓地に行き着き「アン・ブロンテのお墓」を発見しました。

              

小高い丘を登りつめると、破壊された城砦が残った草の生い茂る広場に出、下は絶壁です。吹き付ける強い海風に身をさらしていると荒野のイメージがちょっと湧いてきました。

             

              

Travel,1999/08 イギリス このページの一番上へ

足掛け5ヶ月 インパチェンス

夏花壇のグランドカバーに定番のインパチェンス。南アフリカが原産だそうですが、強い陽射しの真夏の午後には花も葉もしおれた様になってしまい、日がかげるとまた元気を取り戻します。少し日陰の方が好きなようです。

夏の初めに植えたこの苗は、元肥を入れた以外は殆ど世話要らずで、初冬を迎えた今もまだ元気に咲いています。

     

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