うつくしきもの

清少納言は枕草子百四十四段の「うつくしきもの」の一部で「三つばかりなる兒の、急ぎて這ひくる道に、いとちひさき塵などのありけるを、目敏に見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、おとななどに見せたる、いとうつくし。」と述べています。「幼児が這い這いしながら小さなごみを見つけて指でつまみ大人に見せる様子がかわいらしい」という意味です。

数え年三つは満二歳、這い這いしているとは随分成長が遅いようですがそれはさておき、こういう光景はよく目にします。密かなマイブームの彼も小さなごみは大好きです。

先日も公園で、飴の包装紙のようなごみを見つけて母親に見せてから、ブランコの板に載せたりつまみ上げたり。よたよたとつんのめりそうにその辺を走り回るときも放しませんでした。

       

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