旅の思い出イギリス編その12 スカボロ
エミリー・ブロンテの「嵐が丘」の舞台となるヒースの生い茂る原野を見たいという希望はあったものの、例によって調査不足です。
ヨークから日帰りで行かれるところということと、ブロンテ三姉妹のアン・ブロンテのお墓があるらしいということでスカボロに出かけました。アンの姉シャーロット・ブロンテは「ジェーン・エア」の、その下の姉エミリー・ブロンテは「嵐が丘」の著者です。
スカボロはサイモン&ガーハンクルの「スカボロ・フェアー」で歌われていることでも、また英国有数の保養地であることで知られています。
駅を降り立ちそぞろ歩きで上り坂を行くと、墓地に行き着き「アン・ブロンテのお墓」を発見しました。
小高い丘を登りつめると、破壊された城砦が残った草の生い茂る広場に出、下は絶壁です。吹き付ける強い海風に身をさらしていると荒野のイメージがちょっと湧いてきました。

2008/11/10 (月) 9:07 AM
おはようございます。
サイモンとガーファンクルのスカボロ・フェアー,よく聴きました。
そして、何よりも懐かしいのは、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」です。
ヒースの丘、暗いイメージの丘、いつか見てみたいと思っていました。
わあ、行かれて羨ましいです。 イメージにぴったりのお写真ですね~~
やはり、似たような場所があるなんて感動しますね。
ジェーン・エアも読みました。 私の青春時代を思い起こさせていただき、有難うございます。
2008/11/10 (月) 11:39 AM
アンさんコメントありがとうございます。
若いときに触れた海外の音楽や文学は、当時ははるか彼方の想像でしか行かれなかった世界でした。
それが今は目の前に開けて手を伸ばせば届くようになったのですから、良い時代になったものですね。
嵐が丘の舞台になっているヒースの荒野はもっと内陸に入ったところらしいのですが、ここスカボロの廃墟の丘でもそれらしい雰囲気を少し感じることができたような気がします。