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バルト海の一夜

いよいよこの旅行の二大ハイライトのひとつである「バルト海クルーズ」です。

しかし・・・お天気が悪いのです。港に着く前からしとしとと降る雨。ヘルシンキオリンピアターミナルへは間違って乗ったトラムで一度通っていたので難なく到着しました。すでに「セレナーデ号」が堂々とした船体をみせています。

     

15:30ごろチェックインし、遅くなると席がとれないと聞いていたのでキャビンに荷物を置いてからすぐに夕食のビュッフェの席の予約にいきました。それから船内探訪です。船の中央部の7階から12階までがプロムナードと呼ばれる吹き抜けになっています。7階のプロムナードにはレストラン、コスメや宝石、バッグ類、おもちゃ、お土産品などのお店がならんでいます。写真は、夜プロムナードで行われたイベントです。猫のコスチュ-ムを着けた男女が「にゃーにゃー」と万国共通の鳴き声で吊り下げられた布を足や体に巻きつけ演技していました。

     

斜めに突き出しているのはキャビンの窓です。私達は海側に部屋を取りましたが、プロムナードを見下ろせるといってこのプロムナード側のキャビンも人気があるそうです。

     

ここは、屋上のスターダストバーです。お天気ならばここで満天の星を仰ぐ予定でした。すでに雨でデッキが濡れています。

楽しみにしていた深夜の夕日も見られず、がっかりして早々に休みました。

朝になってもお天気がはっきりしません。デッキに出てみても万を超すという大小さまざまな島が霧雨にけぶっています。

     

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お土産買出し ファクトリーショップへ

今回の旅行で娘からのリクエストは「マリメッコのファブリック」です。ヘルシンキの市内観光もそこそこに郊外のファクトリーショップにでかけました。

     

事前にネットで得た情報を頼りに中央駅から地下鉄でHerttoniemi駅で下車、南方向に歩きます。大きなスーパーマーケットを右に見ながら大きな道路をまたぐ陸橋を渡り、信号のある交差点で左折します。500Mほど歩き左手にマクドナルドの看板が見えたらその交差点を右折して道なりに歩くとボルボの建物が目の前に。その隣がマリメッコのショップです。

北欧のブランドとして有名だそうですが、とんと不案内でウニッコと呼ばれるデザインを目にしたことがある程度です。そんな私も店内でたくさんの布地を目の当たりにするとその斬新なデザインはなかなかのものだと感じました。細かいグッズがそう広くない店内に陳列されていましたが、普通の主婦感覚の私にとってはすご~く安いという感じはありませんでした。しかし製品前の布地は切り売りも量り売りもあってお買い得感は十分でした。

この布地は近い将来娘宅と我が家のクッションやテーブルクロスに変身する予定です。

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冷たい霧の中 ヘルシンキ

      

朝食前の散歩で、ロックチャーチ「テンペリアウキオ教会」に辿りつきました。まだ開いていないので内部は見られませんでしたが、側面から岩伝いにのぼってみました。岩盤をくりぬいて作った教会で写真のドームの中に教会があります。

       

1952年オリンピックが開かれた競技場のタワーです。第2次世界大戦後の日本が初の参加となったオリンピックだったからでしょうか、私の世代ではこの地名は記憶に残っていて今回訪れてみたいところでした。この時乗ったトラムの車内に表示された路線番号が途中から変更され、あわてて降り駅にいた人に聞きながら別ナンバーのトラムに乗り換えてたどり着きましたが、何故途中でナンバーが変更されたのか未だに謎です。

この写真はピサの斜塔のようですが実物は地面と90度の角度でそそりたっていました。タワーの展望台からはヘルシンキの街が一望できましたが、冷たい強風の中早々に退散です。     

フィンランドの作曲家「シベリウス」を記念したシベリウス公園です。ステンレスパイプのモニュメントが有名で、たくさんの観光客が訪れていました。製作者はエイラ・ヒルトネンという人で、近くに寄ってみるとパイプに細かい模様が刻まれていました。モニュメントの右側にあるシベリウスの顔のレリーフをよく見ると彼はなかなか味のある風貌です。公園の一角で鴨が数羽じっと羽を休めていました。曇り空の灰色の風景の中で鮮やかな色が印象的でした。

フィンランドの方は大変親切です。バスに乗る時に道を聞いた女性はひとつ前で降りると言っていたのに目的の駅までついてきてくれて一つ前の駅まで歩いて戻っていきましたし、バスの中で話しかけてきたおじさんはわざわざ一緒に降りてくれてモニュメントの見えるところまで案内してくれました。相手が話している内容がわかりきっていないこともあって道中少し不安になりましたが、まぎれもなく親切心からのことでした。自分が反対の立場になった時、してあげたいと思っても誤解されないかなどと気を回してそこまでは多分できなかっただろうと複雑な気持ちになりました。

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いざ北欧へ

検討し始めてから1年余、いよいよ実行の運びとなりました。

言葉は全くできませんが、90パーセントの人が英語を話すということを頼りにまたまた二人だけの弥次喜多道中となります。今回のハイライトはフィヨルド観光とバルト海クルーズです。コースを決める段階で二つの大きな国際会議のためにホテルがとれず、当初と逆コースをとることにしたこと、一晩だけ駅から遠いホテルをとらざるを得なかったことなど多少の困難はありましたが、久々の海外に期待が膨らみます。

6月8日(月)いよいよスタートです。

     

デンマークコペンハーゲン経由フィンランドヘルシンキヴァンター空港着、そこからバスで中央駅へ。写真は中央駅前のホテルから駅前広場を撮影。お天気が良くなくて薄暗いですが日はまだ暮れていません。時間は午後9時です。

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イングリッシュ・ヘリテージ  爽やかに

昨日の雨が上がって爽やかな朝を迎えました。雨に打たれてうつむいていた愛らしい中輪の花ヘリテージもお日様の光を受けてうれしそうです。

     

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