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ユーラシア大陸最西端 ロカ岬へ

2日間お世話になったポルトのホテルを朝食後にチェックアウト、カンパーニャ駅に向かいます。

ここでこの旅行初の二組のジャパーニーズに出会いました。全日程を通して出会ったのは彼らだけでした。ポルトガルは余りメジャーではないのでしょうか。

ICの予約が遅かったために1等車しか残っておらず、ま、いいかと乗車して席を探しましたが番号を追っても見つかりません。それで車輌を移動しやっと見つけて座った途端若いカップルが現れてチケットを示すではありませんか。ここは2等だったと気づき謝って席を立ち元の車輌へ。何とシート番号は規則性がなく(と私達には思えました)大きい数字の後に突然小さい数字があったりで見落としたのでした。下手な常識は海外では通用しないこともあると再認識。

本日の予定はユーラシア大陸の最西端ロカ岬行きです。

本来ならサンタアポローニャ駅(リスボンという鉄道駅はありません)からメトロでホテルに移動し荷物を置いて出直すところですが、時間節約のためロッカーに荷物を預けて直行することにしました。ところが、ロカ岬行きの鉄道の接続駅ロシオにも

ロカ岬行きのバスの発着駅シントラにも

ロッカーは無かったのでした。スーツケースを引きずってのロカ岬観光になってしまいました。他の観光客は短パンにサンダルのような軽装なのに・・・。

当日ロシオ広場の温度計は36度を指す真夏並みの暑さでしたが、真っ青な空の下海風に吹かれて何処までも広がっている大西洋をみ気分は爽快でした。

疲れた1日でしたが、夕食にトマトとモッツアレラチーズのカプレーゼと共にいただいたビールのおいしかったこと!

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ポルト散策

旧市街歴史地区の中心のサン・ベント駅は外壁と内部が見事なアズレージョで飾られています。

 サン・ベント駅から歩いて10分ほどのグレゴリオス教会も外壁のアズレージョが見事です。

高台のこの教会のテラスからは街が見渡せて次なる訪問先ボルサ宮の丸い屋根の塔も見えました。人しか通れない路地裏のごみごみした通りを降りていくと程なくボルサ宮に到着です。

 ボルサ宮は19世紀に証券取引所として建てられ現在は商工会のオフィスとして使われています。入り口から人数限定の館内ツアーに参加しました。

天井がガラスのホールは結婚式やイベントに使われていて当日も植栽の鉢や椅子の準備中でした。

 階上の「アラブの間」はグラナダのアルハンブラ宮殿を模して作られたそうですが、金や極彩色でアルハンブラより豪華な感じでした。

         ボルサ宮に隣接するサンフランシスコ教会です。こちらも見学しましたが暑さで頭がぼーっとしていて印象に残っていません。

 遅いランチをしていましたら目の前が停留所で、停車しているクラシックなこの電車に乗ってみようということになりました。

 海沿いの線路を風に吹かれて乗車することおよそ30分、終点です。

 バスでサン・ベント駅に戻り、そこからメトロでホテルに戻りました。何度もお世話になった黄色線のメトロです。

 

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ポルトワインのワイナリーを訪ねる

コインブラからICで約1時間カンパーニャに到着。ポルトという鉄道駅はなく列車はカンパーニャに到着しそこからメトロで旧市街に移動します。ポルトはポルトガルの第二の都市でドウロ川に面するガイア地区というところに有名なポルトワインの貯蔵庫が並んでいます。河畔一帯は世界遺産に登録されています。

写真の奥が旧市街、手前がガイヤ地区です。大きな屋根はワイナリーの屋根です。

小高い丘の上から階段や坂道を下りてガイヤ地区に辿りつきいよいよワイナリー見学です。

30分ほどのガイドツアーの後2種類のワインを試飲してほろ酔い気分。オランダからのご夫婦と会話を楽しみました。私たちがオランダを訪れた時のことを片言で話し何とか分かってもらえたようです。日本には行ったことがないということなのでフジサンを宣伝しておきました。理解してもらえたかどうかは不明です。

帰りは高台に向けてケーブルカーに乗りました。ワイナリーの屋根を眼下に良い景色です。

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またまた登攀 新サンタクララ修道院

コインブラの街はモンデゴ川を挟む西側と東側に開けていてどちらも小高い丘陵になっています。東側は大学や教会商店街などいわば中心地、西側は遊園地のような施設があるほかは静かな環境でした。

西側の丘のトップにあるのは洪水を逃れて16世紀にインデゴ川河畔から移された新サンタクララ修道院です。

  ここは敬虔なカトリック教徒として奉仕と信仰の生活を送り人望を集め、コインブラの守護神となったイザベラ王妃の棺が納められています。

 この祭壇の奥に棺が置かれているということです。

私達以外には人影も無く静寂の時間でした。

夜9時前ホテルの窓から右側に塔を備えた新サンタクララ修道院が見えました。

今にも消えようかという陽の光を受けて美しい姿です。

 翌日朝散歩がてら前日見残したサンタクルス修道院に行ってみました。内部の壁面を飾るアズレージョを見たかったのですが、それは叶わず外観だけで我慢です。それでもファサードの彫刻は見応えのあるものでした。

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坂の街コインブラ

前日ミュンヘンでの乗り継ぎを経て、夜遅くポルトガルリスボンのポルテラ空港に降り立ちリスボンで一泊。翌日列車でコインブラに向かいました。ポルトガルの面積は日本の四分の一ほどです。ICで約2時間コインブラB駅に到着、そこから街の中心コインブラ駅まで一駅乗り換えです。長いプラットフォームに1番線2番線・・・といくつかの番線が同居さらにAとかBとかの表示もあり分かりにくいのはこの国も同じようです。やっと見つけて何とかコインブラ駅に到着。

 ホテルに荷物を置いて街に出ました。カフェに入ると棚に直径30cmはあろうかと思われるシュークリームのようなものが。

 どんな味かと頼んでみるとカットされたものが運ばれてきました。・・・あーメレンゲです。カリカリとした歯ざわりですこぶる甘く完食には骨が折れます。

次に目指すは1290年に設立され世界遺産となっている「コインブラ大学」です。カフェが並び観光客が寛ぐ広場から写真の中央に見えるかなりの坂道を登って行きます。

        真夏のような陽射しの中傾斜はかなりきつくかつ石畳の道なので難行苦行です。

かつての王族の屋敷を使用した大学は中庭を囲んで建物が並んでいます。

ジョアニア図書館は時間を限り一度には20人程度しか入れません。蔵書3万冊と言われ金泥で装飾を施された館内は豪華さと荘厳さを備えていました。(内部の写真撮影は禁止です)

右手の建物がジョアニァ図書館、眼下にはモンデゴ川が流れコインブラの街を俯瞰できます。

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