薔薇はその花の形、花弁の艶、香り、華やかな雰囲気から花のクィーンと言えるのではないでしょうか。蕾が開き始める時に花弁が作るスパイラルの美しさには心を奪われます。

( Page 20 / 30 )«...1819202122...»

マダム・フィガロ 優雅に

     

フランスの女性向け雑誌「マダム・フィガロ」の創刊20周年の記念花に選ばれてのネーミングだということです。その雑誌の購読者層であるリッチな女性をイメージしているのだと思いますが、柔らかで上品な優雅さを感じさせます。

この薔薇の発売元であるフランスのデルバール社はイングリッシュローズと同じように「オールドローズの花形香りにモダンローズの色、返り咲き性」をコンセプトに「薫り立つ愛の思い出シリーズ」を発表しています。この薔薇もその中の一つです。

My Garden,Roses,フレンチローズ このページの一番上へ

銘花パパメイアン

     

黒薔薇に分類されるくらいの深い紅の薔薇です。フランスで作出されてから40年以上を経過した今も人気は衰えていないということです。我が家でもこの樹は二代目です。

まっすぐに立った枝の先につく大ぶりな花はビロードのような光沢のある花びらで、魅惑的な強い香りがします。

My Garden,Roses,ハイブリッドティーローズ このページの一番上へ

ウイリアム・モーリス かわいい房咲き

       

昨年秋に我が家にやってきた時はタグが地面についてしまうほど小さな苗でした。春先に芽を吹き枝を横に伸ばし始め、幼木ながらもたくさんの蕾をつけました。中輪房咲きで香りもよい薔薇です。蕾の時は濃いピンクで咲き進むと中はソフトピンクに少しアプリコットがかかる優しい色合いになります。

ウイリアム・モーリスは英国のデザイナー、詩人、思想家と多方面で活躍した人で、そういえば植物をモチーフにした模様のデザインを目にしたことがあります。

       

My Garden,Roses,イングリッシュローズ このページの一番上へ

ミニ薔薇 飛鳥乙女

          

1年前に園芸店のバーゲンセールでノータグで購入したこのミニ薔薇の名前がわかりました。昨秋かわいいローズヒップをつけてくれた薔薇です。3cmくらいの花が集まって咲く様子は小さな子供たちがおしゃべりしているような愛らしさです。咲き始めはピンクが濃く咲き進むに従って白くなっていきます。ピンクに黄色いしべがよく映えます。ミニ薔薇とはいいながらシュートは60cmにもなり隣の紫雲のテリトリーを侵す程の勢いです。

My Garden,Roses,フロリバンダローズ このページの一番上へ

凛とした花 レーシー・レディ

この薔薇はイギリスで作出され2002年にはアメリカAARS賞を受賞しているそうです。イギリスであればイングリッシュローズ全盛かと思いがちですが、こういうHTを作り続けている育種家もいるのです。中心にピンクと黄色が混ざったような柔らかな色合いといかにも薔薇らしい剣弁高芯のその花の形から優雅さと気品が感じられます。      

        

             

My Garden,Roses,ハイブリッドティーローズ このページの一番上へ
( Page 20 / 30 )«...1819202122...»