イグアスの滝 悪魔ののど笛

前日はオリャンタイタンボ近くウルバンバのホテルを早朝に出てクスコから空路2時間弱でリマへ、リマから空路4時間でブラジルのイグアスへと移動のみの1日でした。

世界3大滝の一つ「イグアスの滝」

イグアスの滝は全長2.7km、無数の島や段差のため水流が分岐し、落差60mから85mの間に、水量により150から300もの大小の滝が形成されます。その約半数が『悪魔の喉笛』(西語Garganta del Diablo、葡語Garganta do Diabo)と呼ばれる亀裂に飲み込まれおり、そのすさまじい迫力からイグアスの滝観光のハイライトとなっています。
ブラジル側、アルゼンチン側双方に同名の国立公園があり、イグアス川の北にブラジル側のイグアス国立公園Parque Nacional Iguaçu(総面積約1850平方キロメートル)、南にアルゼンチン側イグアス国立公園Parque Nacional Iguazú(総面積約550平方キロメートル)があり、各々1986年、1984年に世界遺産に登録されています。
ブラジル側からはイグアスの滝の壮大な景観を楽しむことができ、アルゼンチン側からは悪魔の喉笛に接近することができます。ONLYONE TRAVELHPより

第1日目はアルゼンチン側からの観光です。

ブラジルのイグアスにホテルをとった私たちは国境を越えてアルゼンチンに入国しました。パスポート審査で少し時間がかかりました。

入国後まずトロッコ電車に乗って滝近くまで運んでもらいました。

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滝のすぐ近くまで行くことができる通路が整備されいてそこを1キロ近く歩きます。

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「悪魔ののど笛」という恐ろしげな命名の場所に着きました。沢山の観光客が写真を撮ったり滝をみつめたりしています。

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見晴台の上から滝つぼを望むと、三方からの流れが水煙をあげながら一箇所に轟々と落ちていく迫力のある風景です。湖が数百メートルにわたって一段落ちているような感じです。

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日本で見慣れた滝とは全く趣の違うそのスケールの大きさに息を飲む思いです。

帰りのトロッコ電車を待つ観光客の近くに餌を求めてか、鳥の訪問です。目の上にまるで眉毛のような青い模様があって愛嬌のある風貌です。帰ってから調べてみるとこの鳥は「ルリサンジャク」というらしいです。

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帰路三国が国境を接する地点に立ち寄りました。

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こちら側がアルゼンチン、対岸がブラジル、左側に少し見えるのはパラグアイです。島国に住む私たちにとって三つの国が一点で接しているというのはなかなかピンと来ません。

Travel,2016/09 ペルー・ブラジル・アルゼンチン このページの一番上へ

コメント

  • 写真でみるだけでも、迫力がすごく圧倒されます!
    いいなぁ、自分も見たいなぁと思いました。
    下の滝壺の方は真っ白でよく見えないんですかね(^_^;)

  • しょうじさん コメントありがとうございます。

    確かに「悪魔ののど笛」は大迫力でした。いろいろな風景を訪ねますが、自然が作り出した景観ほど感動を呼ぶものはありません。呆然と見つめるという感じです。ここは落差は80メートルとのことですが、水煙はトップに届くほどで滝壺は全く見えませんでした。

  • anneさん、こんばんは。

    イグアスの滝を実際に見たなんて、anneさん、凄いです!
    写真だけでも、その迫力がわかるのですから、ごうごうと音を立てながら落ちていく滝を目の前にしたanneさんの感情が伝わってきます。 湖が落ちていく感じは、よくわかります。自然が創りだした風景に畏敬を感じます。 「悪魔ののど笛」なんて、とても恐ろしいですが、
    そこまで行くには、普通に橋を歩き、観光できるのが、不思議な感じですね。それと、可愛い女の子が水と戯れているのを見て、ホッとしました。

  • アンさん こんにちは。
    コメントありがとうございます。

    イグアスの滝の悪魔ののど笛までは写真のような通路が続いていました。大きな湖の上に架かった橋のようでした。しかしこれは湖ではないらしくパラナ川水系のイグアス川だそうです。ということは10分も歩かなくてはならない川幅ということになり、想像を絶するスケールです。
    悪魔ののど笛の光景は写真の通りで、まさに息を飲むという感じでした。轟々と落ちていく水は霧となり、80メートル下にあるという滝つぼは望むべくもありません。その荒々しさ、人知を超えた自然に畏敬の念をもって命名したであろうと想像できます。

    三国国境地点はきれいに整備されていましたが、観光客は少なくのんびりした雰囲気でした。噴水に虹がかかってきれいでした。

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