古都クスコ 12角の石
リマで2時間ほどのトランジットの後1時間半ほど空路でクスコ到着です。
ここクスコは標高3360メートルといいますから富士山の頂上とほぼ同じ標高です。ガイドブックには高山病の予防が必要とあるので、私も事前に薬の用意をし数日前から飲んで備えていましたがやや緊張して歩き始めました。
空港前は至って簡素なものですぐ目の前に山が見えます。ここからバスに少し乗りそれから歩いて市内観光です。
クスコは13~15世紀に栄えたといわれるインカ帝国の首都です。市街は世界遺産に登録され、その市内中心地である「アルマス広場」です。正面に建つのは「クスコ大聖堂」です。
石畳の道の両側に小さな商店や住宅が並び、そこに立つ現地の人。いかにもペルーの人という感じではありませんか。
インカ帝国は文字を持たなかったため詳しい史実は不明ですが、精緻な石組みの技術を持っていたそうです。この12画の石は宮殿の礎石だったそうですが、石と石の間にはかみそり1枚入らないといわれています。横から見ると面に丸みが施されていてこれが強度に繋がっているそうです。
この「12角の石」はこんな狭い通りにありました。
2016/09/29 (木) 11:41 AM
anneさん、こんにちは。
今回も楽しく拝読しました。
とても興味があるけれど私には行けない南米ですので、anneさんの旅行記が待ち遠しいです。
リマ、インカ帝国、クスコなどのワードにわくわくします。
クスコ大聖堂は立派ですね。こんなに高い標高でも、現地の人ではないような人が沢山いるのですね。 高山病はお薬を飲めば大丈夫なのでしょうか?
ペルー人の女性の衣装が可愛いですね。 ふわっとしたスカートにおさげがみと、帽子が、本や、テレビで見るのと同じで、ペルーにいることを実感したのではないでしょうか。
12画の石は、凄いですね。 こんな古い時代にこの技術があって驚きました。
次回も楽しみです~
2016/09/30 (金) 6:41 AM
アンさん おはようございます。
コメントありがとうございます。
インカと聞くと木や葦でできた笛の音と共に黄土色の岩の大地がイメージされ、それは私にとってもまるで別世界のようでした。今回の旅行でチラッと見はしましたが、その奥深さにはまだまだ到達できません。
クスコの旧市街アルマス広場周辺は沢山の観光客で溢れていました。クスコ大聖堂は暗くなるとライトアップされるので夕方のこの時間は混むようです。
12画の石の周辺もやはり人だかりで、インカ帝国の皇帝の扮装をした人が観光客との写真撮影に応じていました。有料だそうです。観光業に頼る人が多いのでしょう。
写真の現地の方以外にも道端で茹でたトウモロコシを売っている女性もいました。日本のトウモロコシの粒の2倍の大きな粒でした。
時間があれば食べてみたかったですしゆっくり散策もしたかったです。
高山病は薬のお陰か特に症状はなくほっとしました。