エネルギーと喧騒の街 マラケシュ

モロッコ中部にあるマラケシュは11世紀後半イスラム王朝の都として築かれ、サハラ砂漠へのキャラバン隊の基点として栄えた街です。

旧市街の中心に、空間そのものが世界遺産に登録されているジャマエルフナ広場があります。果物や雑貨を売る露天や椅子ひとつ置いてタトゥーを入れる客を待つ女性など雑多な店が並びます。笛でコブラを躍らせるまるで絵本の挿絵のような店もありました。またスークには所狭しと商品を置いた店がひしめきあっています。

観光用の馬車に乗って旧市街の外側城壁を一巡り、馬の○を受ける袋には笑ってしまいました。

77メートルのミナレットのクトゥピアはマラケシュのシンボルです。

そしてあちこちの高い建物の壁面や鉄塔に巣作りをしているのは、コウノトリです。何故このような人の多い場所にと不思議です。

王族の住居だったバイヤ宮殿の中庭の噴水は、以前見たスペインのアルハンブラのものと良く似ています。愛妾用個室の壁面や天井のモザイクは大変美しいものです。

  

写真はサード朝の王侯貴族の墳墓群です。ここのモザイクも見応えがありました。

12世紀に造られたメナラ庭園。貯水池とそれを囲む広大なオリーブの林が広がっています。事前に見た資料そのままの風景でしたが、感動は今ひとつ。

Travel,2014/06 モロッコ このページの一番上へ

コメント

  • anneさん、こんにちは。

    毎日、暑くていやになりますね。
    この頃は、水撒きが精一杯で、蚊の攻撃と暑さで庭にでるのが、おっくうになっています。

    anneさんの旅行記を読んで、暑さも忘れて気持ちがすかっとしました。
    マラケシュの街は、活気に満ちていますね。楽しそうな雑貨屋さん、ずっと居てしまいそう。
    馬車での見学も楽しそうですね。歴史のある国ですから、建物は立派で、宮殿のモザイクは、すばらしいですね。 メナラ庭園には、何かお花は咲いていましたか?   

  • アンさん コメントありがとうございます。

    毎年のこととはいえ、この季節の土いじりは少々辛いですね。しかしこの夏は草丈20cmを超えてしまった花壇の雑草を何とかしなくてはという状況でした。数日間早朝の草むしりを実行。虫除けスプレーは殆ど効かず大変でした。これからも草むしりはサボる訳にいかず、頭が痛いです。

    イスラムの街は独特の情緒がありますね。マラケシュはプラス発展途上のエネルギーを感じました。
    メナラ庭園は見渡す限りのオリーブ園で、ブーゲンビリアが少し植えてある程度でした。

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