おくのほそ道ちょっとだけ旅その13 高久

江戸を発ってからおよそ2週間、芭蕉主従は黒羽から余瀬を経て高久に入ります。

高久では近辺の大名主高久覚左衛門宅に2日逗留したことが同行の弟子曾良の日記に記されています。

十七日 角左衛門方ニ猶宿。

 

、現在も続く高久家の広い敷地内に句碑も建っています。

 

高久を出立する日の「曾良日記」に

十八日 卯尅、地震ス。

とあります。はるか300年前にも曾良日記の記述に残るほどの地震があったようです。芭蕉主従はさぞやびっくりもし慌てもしたでしょう。そう想像すると親近感が湧いてきます。

 

Travel,国内 このページの一番上へ

コメント

  • anneさん、こんにちは。

    今日は、寒くなりましたね。
    さっそく腰にカイロをはりました。(軟弱です)
    おくの細道の旅は、この時期はいいでしょうね。
    句碑がある場所も雰囲気がありますね。
    地震の国、日本ですね。 300年前にも怖い思いをした芭蕉一行、
    どんな様子だったのでしょうね。 想像するのも楽しいですね。

  • アンさん コメントありがとうございます。

    季節が変わっていくのが肌で感じられ、今朝は秋というより冬の感じです。

    お寺の境内などに建っている句碑は管理が行き届いていますが、句碑の多くはあぜ道にぽつんと建っていたり、林の奥に苔むしていたりです。
    時代の流れや人の心のあり方をじみじみと感じることが多いです。

    今回の旅は、震災の跡がそこここに残り感慨深いものになりました。

コメントをどうぞ

次のタグが使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

トラックバックURL

当サイトのURLを含まないトラックバックはスパムと見なします。