庭の小さな花たち
例年より少し遅く今年も春の盛りとなり、パンジーやチューリップが我が世の春を謳歌しています。その傍でひっそりと咲く小さな花たち。
特別な世話はしなくても毎年律義に姿を見せてくれます。
シラーカンパニュラータです。ベル型の花は愛らしくこのブルーの他に白もあります。球根を肥大させた後葉は夏にはもうなくなってしまいます。
微かにニラの匂いがする花ニラです、別名イフェオンあるいはベツレヘムの星と呼ばれます。花径は3cm程度ですが、繁殖力が強くて群れて咲くので存在感があります。ピーナッツくらいの球根で増えますが、こぼれ種からも増えるのでとんでもないところに顔を出すことがあります。
宿根草の都忘れです。濃い紫色がすきなのですが、弱いのか消えてしまいました。
ネモフィラは花径2cm足らずの大きさです。よくみると薄い花弁に葉脈のような筋が入って美しいですが、すぐにいたんでしまいなかなか無傷の花をみつけられません。
6月になると実を結ぶブルーベリーの花です。蕾のように見えますが、これ以上開くことはありません。