真っ白なナスカの大地
ツアー7日目早朝4:30ホテルをスタートしナスカ、フマ平原観光の拠点ピスコに向かいます。走行250キロ3時間半の乗車、全旅程で1番厳しい日です。
ついでにという感じでリマ旧市街の観光。リマは、1535年にスペイン人の征服者フランシスコ・ピサロが築いたスペイン風の街で、その名前は、市内を流れるリマック川(リオ・リマック)から来ているそうです。
アルマス広場を中心に建つコロニアル形式の美しい建物リマ市役所とリマ大聖堂です。この地区は世界遺産に登録されています。 再びバスに乗ってピスコに向かいます。3時間余でピスコの空港に到着。空港内でナスカの遊覧飛行のセスナ機を待ちます。
空港の職員の案内で何もないだだっ広い空港に駐機したセスナ機に向かいます。空港の地面は真っ白です。
12人乗りのセスナ機の最後部のシートが割り当てられました。4人だけがジャパニーズ、残りの8人に合わせてパイロットの案内は英語、しかもマイクの性能が良くなくて拙い語学力では何を言っているのかさっぱりわかりません。
地上絵まで約35分の飛行、真っ白な山が眼下に広がっています。
それらしき場所に到着し、左右どちらのシートからも見えるようにするためパイロットは機をアクロバット状態に操縦します。そして何か叫ぶのですが殆ど理解不能。バスの中でガイドが丁寧に説明してくれましたがその甲斐もなく認識できたのは3つくらいでした。下の写真は「宇宙人」です。1番下の山の左から2つめの岩肌をよーく見るとうっすらと写っています。他の写真はピンボケでどこを写したのか自分でもわかりません。大地の白い砂を取り除いて描いた絵は長年の風雪で薄くなり、また周辺を流れる雨水の跡もあって判別するのはなかなか困難でした。
40分のアクロバット飛行で体調は絶不調、這う這うの態で空港に戻りました。

2016/11/13 (日) 1:09 PM
anneさん、こんにちは。
今回も楽しみにしていました。
ナスカの地上絵は、不思議でたまりません。 この大きな絵をどうして描かれたのだろうか?誰が? 宇宙人が描いたのでしょうか? 宇宙人の絵、よくわかりました。宇宙人は、実際に存在していて、彼らは自画像をのこしたのでしょうか? カメラに写るという事は、はっきりと残っているのでしょうね。
古代の人は超がつくほどの能力があったのでしょうか? こんなことは、普通の人間では、出来ないですものね。不思議で、興味深い記事楽しかったです。
アクロバット飛行は恐怖ですね。 ご無事でよかったです。
2016/11/14 (月) 10:56 AM
アンさん コメントありがとうございます。
ナスカは随分前ですが上野の国立科学博物館で「ナスカ展」があり、CGで体験飛行した時以来関心がありました。その時あの白い線は周りの砂礫を取り除いて白い表土を露出させることによって描いたことを知りました。
あの宇宙人の地上絵は丘の斜面に描かれたもので作業が大変な斜面に何故わざわざ描いたのでしょう。いろいろな説がありそれぞれなるほどと思ったりえっと思ったり。文献に残っていないぶん想像の世界で遊べることがナスカの人気になっているのかもしれません。