ルツェルン 氷河の痕跡と傭兵の歴史
マイリンゲンからチューリッヒへの帰途ルツェルンに立ち寄りました。
ルツェルンはスイス中央部に位置するスイス第4の都市です。
駅を降りるとフィーアバルトシュティッター湖が右手に見え、左には湖と繋がるロイス川が流れています。そしてヨーロッパ最古の木造橋でルツェルンのシンボルであるカペル橋が見えます。その建造は14世紀ですから既に700年近く経っているということになります。渡ってみるとその橋板は磨り減り歴史が感じられました。
スイスは平地が少なく以前は傭兵としてヨーロッパ各国に兵力を輸出していたそうです。今でもバチカンの護衛はスイス兵というのはその名残だそうです。
フランス革命の時、ルイ16世とマリーアントワネットの護衛でスイス兵700余名が命を落とし、その兵を悼んで記念碑が作られました。とても大きなものです。
2万年前ルツェルンは厚さ1000Mの氷河に覆われていて、その痕跡が至るところにあるそうです。ここ氷河公園のポットホールは国立天然記念物に指定されています。ポットホールというのは、氷河が溶け出した水が砂利と共に猛烈に渦を巻いて作った穴のことです。ここでは直径8M深さ10Mもの大きな穴が見られます。
また氷河に運ばれ融けた後に残された「迷子石」もたくさん見られました。
2011/08/18 (木) 12:12 PM
anneさん、こんにちは。
お盆が終わり、やっと自分の時間がもて、
anneさんのところにおじゃまして、忙しさも忘れました。
毎日の猛暑にやる気がなくなっているところ、こんな素敵なスイスの景色が見られて、
癒されています。 想いはスイスへ~ いつになるかは、わかりませんが、訪れたいなとますます思います。
ヨーロッパ最古の橋、どんな感じなのか渡ってみたいです。
そして、氷河で運ばれた迷子石を見ると、自然の凄さと不思議さを感じます。
こいうのも見たいですね。
毎日、暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。
2011/08/19 (金) 11:56 AM
アンさん コメントありがとうございます。
毎日晴れて暑い日が続きましたが、きょうは一転外は激しい雨が降っていて、時々雷の音が聞こえます。
おかげで随分涼しくてありがたいですね。
スイスの見所はやっぱり「自然」だと思いました。
アンさんのおっしゃるように、凄さと不思議さを感じる旅でした。
写真のポットホールのあるのは「氷河公園」という所ですが、直径1メートルはあろうかと思われる石が、ぐるぐる回転しながら運ばれるという水ののエネルギーに驚かされました。氷河は氷の重さで岩石を削り取りながらゆっくりと進むというのですから、想像も難しいスケールです。