ローマ名物体験 掏りまでも

ローマ初めての同行者のためにローマ観光の定番を周りました。

トリニタ・ディ・モンティ教会とスペイン坂。名前の由来は17世紀にスペイン大使館があったことからとのことです。ヘプバーンの「ローマの休日」で有名なスポットです。きれいでしたね、彼女。

     2010.2、4~12北イタリア旅行 052

続いてトレヴィの泉です。15世紀に作られ18世紀に今の姿に作り変えられました。後ろを向いてコインを投げ入れると再びローマにこられるという伝説で知られますが、私も前回はコインを投げ入れましたっけ。雨にも拘らず沢山の人が訪れていました。

     2010.2、5とレヴィの泉

     2010.2、5コロッセオ

コロッセオです。紀元72年に着工5万人の収容力を誇り以来300年間血なまぐさい試合が行われましたが、地震の被害に遭って石切り場になってしまったそうです。次の写真のフォロ・ロマーノは帝政ローマ時代の政治の中心になった場所ですが、4世紀末西ゴート族の進入によって荒廃したそうです。コロッセオにしてもこのフォロ・ロマーノにしても瓦解したに等しい施設をそのままにしておくという感覚は私には理解できません。放置していたからこそ観光資源となっているのですが、日本ならすぐに片付けてしまうでしょうね。国民性の違いを感じます。

     2010.2、5フォロ・ロマーノ

 

     2010.2、5蜂の噴水

17世紀に作られた「蜂の噴水」です。ローマはこういう噴水がいくつか街角にあっていまでもその水は市民に親しまれているそうです。ちょっと飲んでみたかったです。

街角のお店を覗きました。さすが本場だけあってパスタの種類が豊富です。

     2010.2、5パスタ

 

ローマ市内を地下鉄とバスで回りましたが、地下鉄でびっくり。

駅は混んでいてやってきた電車に一番最後に乗り込みました。ドアが閉まってすぐに内側から押してきたので変だとは思いました。同行者の隣には発車間際に乗ってきた赤ん坊を抱いた若い女性が。「あら~あかちゃん」と覗き込もうとした私たち。その時コートの下に斜めがけにしていた私のバッグ辺りに違和感が。はっとして見るとバッグのファスナーが半分開いているではありませんか。隣にいたのはジプシー風の若い女性です。バッグを抱きかかえなおしてその女性をにらみつつ次の駅で下車しました。

よく考えてみれば、「地下鉄ドア付近」「ジプシー」「赤ん坊を抱いている」「複数共犯」と道具立ては揃っています。同行者によれば「あかちゃんは異常に小さくてお人形だったかもしれない」とのことでした。知識としては知っていても実際に自分の身に結びつけることは難しいと思ったものです。     

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コメント

  • anneさん、こんばんは。

    掏りに遭遇したのですか。
    話には聞きますが、本当に怖いですね。
    イタリアは2度目なのですね。
    もう、羨ましいです~ 私が訪れてみたいところばかりです。
    ローマの休日のあの場所にも行ってみたいし・・・・・
    きりがないです。
    いろいろと見せていただき有難うございます。

  • アンさん おはようございます。読んでくださってありがとうございます。

    イタリアの治安の悪さはよく聞きます。前回の南イタリアは個人で周るのが怖くてツアーにしました。その前15年前にヨーロッパ3国を回った時もツアーでローマを訪れました。ですからイタリアの地下鉄に乗るのは初体験でした。犯人とおぼしき女性もはっきりした証拠がなく何も対応できませんでしたが、それでよかったものだろうかと思っています。

    そうは言いながらも、イタリアは見所の多い魅力的な国だと思います。

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