茗荷って、あれは蕾と苞なのですね
夏の間素麺の薬味に重宝する茗荷は何者かと思っていましたが、あれは蕾と苞なんですね。曖昧なままにずっと食べていました。ごめんなさい。
「茗荷」という命名はこうなんだそうです。お釈迦様の弟子で物忘れがひどく自分の名前すら忘れてしまう人がいたそうです。それでお釈迦様がその人の名前を書いた札を首に下げさせました。彼の死後お墓に見慣れない草が生えてきたので、村人が荷物のように名札を下げていた彼にちなんで「茗荷」と名づけたそうです。これは受け売りです。茗荷を食べ過ぎると物忘れをするという俗説はこの説からだと納得します。
今年は蕾の出始めるのが遅かったせいか、うちの庭ではいつもなら終わっているこの時期また顔を出していました。ちなみに明日か明後日には少しクリームがかった白いひょろっとした花が咲きます。花が咲いてしまうと味が落ちるということですが、私的にはあまり差を感じません。舌が肥えていないからかもしれませんが。
2008/09/30 (火) 8:32 PM
「茗荷を食べると物忘れする」と亡き祖母が申しておりました、にも関わらず毎日のように千
葉の田舎では巨大な茗荷のおかずの毎日、教養の無い祖母だったが「自分の頭の蠅を追えない者は人の頭の蠅も追えない」「貧すれば鈍す」など色々な諺を教えてくれ、未だに感謝、祖母とは無くなって時間がたってから存在を感じるものかと痛感中。
2008/10/01 (水) 11:26 AM
茗荷と物忘れの関係はともかく、諺や言い伝えには先人の知恵が詰まっていることが多いですね。そういうことがわかる年齢になったということでしょうか。