現地6日目 ロワール渓谷 憧れの古城へ(パリ泊)

ロワール渓谷に沿って100以上の古城があるといわれているそうですが、鉄道で周るには不便なところも多く、今回は二つ周ることになりました。コースはアンボワーズ城からクロ・リュセへ、最後にシュノンソー城へ。

アンボワーズ城は11世紀に築城以来なんどかの改修を経て現在に至っているということです。16世紀にはレオナルド・ダ・ヴィンチが王の客として招かれ、近くのクロ・リュセで暮らしたといいます。そして彼は死後城内の教会に埋葬されたそうです。

アンボワーズ城から10分ほど歩くとレオナルド・ダ・ヴィンチの居城クロ・リュセがあります。ここは彼が研究した成果が展示されていて子供達の学習の場所にもなっているようでした。 

       

  

ロワール川支流のシェール川をまたぐようにして建つシュノンソー城。16世紀の築城以来6人の城主が皆女性というところからから「6人の貴婦人達の城」と呼ばれているそうです。

アンリ2世が愛妾のディアーヌ・ド・ポアチエに贈ったこの城を夫の死後愛妾から取り上げた正妻のカトリーヌ・ド・メディシス。この城を舞台に繰り広げられた愛憎劇も遠い昔のこととなって、今は沢山の観光客でにぎわっています。

カトリーヌのベッドは赤、ディアーヌのベッドは青で共に天蓋つきの優美なものでした。

ここを訪れた日、庭園でウエディングドレスの花嫁が大勢いました。傍によってみると花婿も花嫁も全員チャイニーズでした。想像するところ中国の富裕層の子弟の集団結婚式ツアーではないかと。古城を背景にしてのウエディングは素的ですが、集団ではどんなものなのでしょうか。

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