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現地4日目 エトルタの岸壁 ルーアン大聖堂(パリ泊)

最初からつまずいた日でした。パリサンラザールの駅でレイルパスのバリデートにパスポートが必要と言われてあわてました。今までに何度かレイルパスのバリデートをしましたが、そういうことはありませんでした。二人ともパスポートはホテルの金庫にしまったまま。とりに戻って約2時間のロス。

エトルタへの最寄の駅プレオテ・ブーズヴィルで下車、バスのはずでしたがバス停は見当たりません。人影も余りない田舎の駅で途方に暮れました。通りかかったおじさんに訪ねましたが知らないと言ってるようです。仕方がないのでたった一人それも常駐ではないらしく鍵をかけてどこかに行こうとしていた駅員に、タクシーを呼んでもらいました。

そのタクシーがなかなかやって来ません。二人で田舎の駅の縁石に座って30分以上待ちました。流石に少し心細くなった頃やっときたタクシーでエトルダへ。40分ほどで到着しました。

そこは賑やかな観光地で人も多く、みんな一体どこからやってきたのかと思いました。そういえば、帰りに乗ったバスは知らない駅に運んでくれました。

明るい陽光のこの美しい風景は、コローやモネなどの画家やモーパッサンなどに愛されたということです。

帰途ジヴェルニーのモネの家に行く予定でしたが、朝のアクシデントで時間をロスしたため無理になりました。通過するルーアンでモネの「ルーアン大聖堂」に描かれた実物を見ようということになり途中下車。夕闇が迫り来る中辿り着きました。

現地3日目 クリニャンクール蚤の市・ポンピドーセンター・シテ島コンシェルジュリー(パリ泊)

早起きして地下鉄でクリニャンクールへ。テント張りの露天がぎっしり並ぶ一角を通り抜けると通りの片側は常設の店、片側は露天が300メートルくらい並んでいます。細々した骨董などを期待しましたが、多くは衣料品です。アクセサリーなどもありました。購買意欲をそそられるものは余り見当たらず少々拍子抜けでした。中に数軒珍しい水パイプのお店がありました。

帰途建築中のビルのような外観のポンピドーセンターへ。中の美術館は規模は大きくないがピカソやマチスの作品が並びます。ポンピドゥーセンターの展望台からパリの街を一望しました。右に見えるのはモンマルトルの丘です。

13世紀にルイ9世によって建てられサント・シャペルのステンドグラスはパリ最古のものであり、ステンドグラスの傑作といわれるそうです。一面のステンドグラスを通して入る光は幻想的な雰囲気を醸し出し、みな息を飲んで見つめていました。

現地2日目 パリ市内(パリ泊)

本日は1日パリ市内を歩きます。その手始めは翌々日以降の鉄道移動のための予約です。

ホテルから5分程度歩きパリリヨン駅から地下鉄でモンパルナスへ。モンパルナスタワーを見ながら少し歩いた後 3日後のモンパルナス~レンヌ間往復TGV 4日後のモンパルナス~トゥ-ル間TGV 往復  4日後のパリリヨン~アヴィニヨン間TGV 片道の予約を無事済ませました。

朝のモンパルナスを散策。モンパルナス墓地に入ると朝のことでもありひっそりとしています。パンフレットを眺めていると若い門衛の男性が寄ってきてなにやら説明してくれますが、二人ともフランス語は全く理解不能。曖昧に笑って「メルシー」というのがやっと。モーパッサン・ボードレールなどが眠る墓地ですが、墓碑を読めるはずもなく雰囲気だけ味わって退散しました。

 本日のメインである オルセー美術館に移動。まず、パリヴィジットカードを購入しました。これでパリ市内の殆どの美術館博物館に入場できます。ガイド本より少し値上がりしていて2日券€13、7でした。

オルセー美術館は1900年の万博の時に作られた駅舎を利用している物だそうで、独得の構造を持っています。細長く中央部分が吹き抜けの三層構造です。十数年前に訪れた時はツアーだったため、見残しも多く再訪したいと思っていました。画集などでよく目にする作品が多いですが、実際に自分の目で確かめると感動もひとしおでした。

2007,10,05 オルセー美術館正面

 

この後 オランジュリー美術館に行きました。ルノアールの作品を始め印象派の作品が展示されています。写真はモネの水連の部屋です。楕円形の部屋の壁面一面がモネの絵で飾られていて圧倒されます。ここのほかにもう一つ同じような部屋があって水連を堪能できました。

2007,10,05 オランジュリー

現地 1日目 パリ(パリ泊)

早朝に自宅発 10:30AF279便で成田発 同日16:10パリ・シャルル・ドゥゴール空港着 AF空港バス リヨン駅経由モンパルナス行きに乗車。 18時頃パリリヨン駅前に到着。パリリヨン駅は1900年の万博の時建てられたものだということ。当時の雰囲気を伝える重厚な建物です。

奥鬼怒の清流の赤とんぼ 川俣

川治から更に鬼怒川をさかのぼると秘境川俣温泉があります。噴泉でも有名だそうです。8月半ばなのに赤とんぼが飛んでいてもうすでに秋の気配が漂っていました。川俣ダムの両側の岸壁を繋ぐ吊橋の上からは瀬戸合峡が俯瞰でき、雄大な眺めがひろがっていました。

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