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毒薬良薬は匙加減 ジギタリス

           

イングリッシュガーデンの真似事をしている私は、ボーダー花壇にジギタリスを数株植えました。つる薔薇の根元の半日陰でもOKです。高さがあって咲くと見応えがあります。別名のフォックスグローブ(きつねの手袋)は面白いネーミングです。

ジギタリスは毒性があって、それを使った殺人の小説を読んだことがあります。しかしその葉の成分は実は心臓疾患の治療薬につかわれているそうです。西洋では古くから民間療法に登場していて、その際も激しい嘔吐を伴ったということですから、毒になるか薬になるかは匙加減にかかっているといえます。興味ある話ではあります。

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銘花パパメイアン

     

黒薔薇に分類されるくらいの深い紅の薔薇です。フランスで作出されてから40年以上を経過した今も人気は衰えていないということです。我が家でもこの樹は二代目です。

まっすぐに立った枝の先につく大ぶりな花はビロードのような光沢のある花びらで、魅惑的な強い香りがします。

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ウイリアム・モーリス かわいい房咲き

       

昨年秋に我が家にやってきた時はタグが地面についてしまうほど小さな苗でした。春先に芽を吹き枝を横に伸ばし始め、幼木ながらもたくさんの蕾をつけました。中輪房咲きで香りもよい薔薇です。蕾の時は濃いピンクで咲き進むと中はソフトピンクに少しアプリコットがかかる優しい色合いになります。

ウイリアム・モーリスは英国のデザイナー、詩人、思想家と多方面で活躍した人で、そういえば植物をモチーフにした模様のデザインを目にしたことがあります。

       

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ミニ薔薇 飛鳥乙女

          

1年前に園芸店のバーゲンセールでノータグで購入したこのミニ薔薇の名前がわかりました。昨秋かわいいローズヒップをつけてくれた薔薇です。3cmくらいの花が集まって咲く様子は小さな子供たちがおしゃべりしているような愛らしさです。咲き始めはピンクが濃く咲き進むに従って白くなっていきます。ピンクに黄色いしべがよく映えます。ミニ薔薇とはいいながらシュートは60cmにもなり隣の紫雲のテリトリーを侵す程の勢いです。

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凛とした花 レーシー・レディ

この薔薇はイギリスで作出され2002年にはアメリカAARS賞を受賞しているそうです。イギリスであればイングリッシュローズ全盛かと思いがちですが、こういうHTを作り続けている育種家もいるのです。中心にピンクと黄色が混ざったような柔らかな色合いといかにも薔薇らしい剣弁高芯のその花の形から優雅さと気品が感じられます。      

        

             

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