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奥の細道ちょっとだけ旅 その1 立石寺 (山形・山寺)

  岩に巌を重ねて山とし、松柏年旧り、土石老いて苔滑らかに、岩上の院々扉を閉じて物の音聞こえず  

「奥の細道」に描写されている立石寺の姿をずっと見たいと思いつつも果たせずに今に至ってしまいました。

訪れた日は山登りにはあいにくの雨です。山寺の駅を降りると眼前に迫る山は雨に煙り頂上付近からは雲が湧いています。

千数十段あるといううねうねと曲がった急な石段の両脇には、樹齢数百年と思われる巨木が林立しています。苔は観光客の多い昨今は生える暇がないのか目立つほどには見かけられませんでした。

岸を巡り岩を這いて仏閣を拝し佳景寂まくとして心澄みゆくのみおぼゆ

確かに山全体が岩盤でところどころで巨石が道をふさぎ、石段はそれを避けながら上へと伸びています。ここは昔から修行者の道だそうで、岩に挟まれての一番狭い道幅は14cmしかないということです。芭蕉が弟子の曾良と一緒にこの同じ道を行ったかと思うと感慨があります。

閑さや岩にしみ入る蝉の声  

しかしこの雨の中でも訪れる人は少なくないのですから 芭蕉が体験した夏の日中の深山の静寂はもう味わうことができないのでしょう。

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キッチンドリンカー

1歳児にとっては世の中珍しいことだらけ、目にするものはみんな触ってみたいというのはわかりますが、付き合っている身にとっては緊張の連続です。

キッチンのあれこれは特に興味を引くらしく、きょうもシンク下の調味料入れを開けています。片手に調理酒を抱えて、もう一方でワインのビンをもっています。よくみるとワインのコルク栓をかじっています。もしかしてアルコール好き?

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ファビュラス! 

「fabulous」は想像上のとか驚くべきという意味ですが、薔薇の名前に「!」がついているのは他にはないのではと思います。それほどすばらしいということなのでしょうか。

うちのファビュラスはまだまだその域には達していません。条件のあまり良くない場所に植えてありますのでいじけているのでしょう。今日周囲を少し整理したので機嫌を直してね。

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郵便局でアン発見

郵便局に行くと、発売中の記念切手を眺めるのですが、先日「赤毛のアン」の切手発見。「赤毛のアン」出版100周年切手です。

このアニメーションはTV放映のとき熱心に視聴し、最近はケーブルTVや動画配信でも繰り返しみました。いいですねえ。特に第1回目。

Travel,2001/08 カナダ このページの一番上へ

マリア・テレジア 女帝のイメージとは違って 

マリア・テレジアは18世紀神聖ローマ帝国を統治した女帝で、かのマリー・アントワネットの母でもあります。

彼女の名前を冠したこの薔薇は、そのネーミングからは華やかさや豪華さを想像させますが、実際は少し違う感じです。

ソフトピンクのクオーターロゼット咲きの花はそれ自体は花弁数が多くて存在感はありますが、房になって咲く姿全体はかわいらしい感じさえします。繰り返し花をつける丈夫さも持ち合わせているようです。

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